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⒇『闇雲の日々』

⒇『闇雲の日々』



闇雲、闇雲、と言ってきたが、過ぎ去りし世界に、この小説を残存させ、ここに埋葬しようと思う。とっくに、闇雲の日々とは決別しているが、ここに記しておきたかったのは、そういう世界も、生きていたという、一種の存在表明の意思からである。



先導者が、俺には目映く見える。恐らくは、先導者にも、闇雲の日々はあったはずだ。闇雲の日々に、俺は、何時かの俺を見るが、それも、くだらない論理で片付けることなどで出来まい。俺は今になって、鬱屈した闇雲の日々を、誇らしく思うよ。



必死な姿勢が消えると、小説も消える、そんなことは、無いだろうが、明るさ程、怖いものはない。まだ、暗闇で、光の救済を持った、誰かが俺に、そっと手を差し伸べる時に、俺は闇雲の日々を、捨て去るだろうか。何、捨て去る必要はない。精神に、刻んで置けば良いだけだ、この小説を、そっと、傷薬の様に。

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