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⑽『闇雲の日々』
⑽『闇雲の日々』
㈠
洗練された言葉たちの、行く末が安心出来ずに居る時、それはもはや、作者の手を離れた小説の言葉だから、致し方ない、という神の言葉があったとして、俺は反逆の一途を辿るだろうことを、俺は俺自身として、知っているのである。
㈡
所謂、俺は言葉というものの存在を、事細かく知りたい訳ではない。ただ、適切に未来に放り投げたい、ということなのだ。もちろん、矛盾することもあるだろう、それはそれで、矛盾として伝わって貰いたい。詰まる所、本質的に有って然るべきだと思うのだ。
㈢
闇雲の日々で、俺は死という言葉もまた、死以上でも死以下でもない、死として、言葉で残存してくれよと、懇願するのである。ロケットに思いを乗せて、どうか遥か遠くまで、その宇宙において、闇雲の日々も、闇雲の日々の侭、宇宙迷路へと、沈み込めば、これ以上ない、俺の闇雲の日々だったのだ。




