表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
63/72

第63話

「なっ……なんの、これしきぃ……。」

「グッ……。」

「何と! 100万ボルトを止めたかや!」

 よく見れば、『ウナギ』に変じたポロポが、雷雲の様に放電し『ヘレン先生』を攻撃していた。が、それも、圧縮した空気の壁に、阻まれていた。

「……ああ、あれって、『電気ウナギ』だったの。」

「よって、『鰻』ではない。『ウナギ』だ。前者は、『ウナギ目』だが、後者は、『デンキウナギ目』になるからな。と言っても、これらの分類が、変更になる日も、ありえるがな。」

 などと言う無意味な指摘をする者などこの世界に存在しない。

「そうだ。ちなみに、『天然物』は、数100ボルトに過ぎない。しかも、デンキウナギ自身も感電している。だから、全て大幅に、『強化』しているのだろう。」

「ならば、こうぢゃ! 『プラズマブレード』!」

 手にした輝く刃を有する『剣の柄』を、突き込むゾフィー。切っ先が、触れた直後、絶叫を上げると、ようやく、意識を失い、倒れ伏す『ヘレン先生』だった。


 * * * 


 話は、少し遡る。

「やはり、正解だったな。『原子力潜水艦』は、乗り心地、速度、隠密性、全て申し分無い。まさか、サン=フランシスコから晴海埠頭まで、9時間で到着可能だと、誰が想像できるか。」

「噴! ロートシルト家には、リチウムイオン電池式潜水艦が、あるわ! そうぢゃ、2人きりで、クルージングと洒落込もうぞ。『救世主』様。」

「ちょっと、9時間の快適な旅を提供したのは、私よ! 『救世主』様。」

「よし、よくやったぞ。みぃちゃん。」

「態度で示して下さいまし。『救世主』様。」

 幼馴染の頭を撫でてやるサマノだった。

「……私ノ出番ハ、陸上ダケデス。……」

「全員急ぐぞ、ロートシルト家の送迎車輛を待たせてある。それと、忘れ物に注意しなさい。」

「ええ♪『救世主』様。」

「承知。『救世主』様。」

「ハイ。『救世主』様。」


 * * * 



明日00:00公開

64話~66話


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー cont_access.php?citi_cont_id=893380188&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ