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7/7

7.パーティーの終わり


 とんでもない婚約騒動が3つ起こったけど、4時になりガーデンパーティはお開きになった。

 来場者は、「婚約者の普段聞けない話が聞けた」「若い人の恋バナっていいわ」と、広い年代でアリューマのインタビューは好評だった。


「また、おこしくださいませ」


 アリューマも可愛らしくお見送りしている。


「ええ、機会があったらぜひ参加したいわ」


「出会った頃の事を思い出せてよかったよ。少し恥ずかしいけどね」


 全員のお見送りが済んだあと、残ったのは主催者の侯爵夫人だけになった。


「本日はより多くの方をお呼びできる場を作っていただき、ありがとうございました」


「こちらこそ、問題のある婚約を解決していただき感謝するわ。アリューマも、ありがとう」


「おやくにたてたのなら、こうえいです」


「⋯高位貴族の婚姻がうまくいかないと国の乱れにつながりやすい。ちょっとした事で家が分断したり、ひどいと内戦になったり。

 今日の3組はまだ若いから誰も死ぬ事無くやり直せる。どれだけ立場を失ってもね。

 けど、いざ結婚した後に問題が表面化すれば一族丸ごと不幸に陥ることだってあるわ。アリューマ、よく覚えておきなさい」


 広い地を治める侯爵家の夫人にもなると、嫌なものもたくさん見てきたのだろう。


「はい、こうしゃくふじん。わかりました。こんやくしゃとけんかをしたら、けっこんするまえに、なかなおりします」


「ええ」


 アリューマはどんな恋をこれからしていくのだろう。


 どうか、アリューマの恋が幸せなものであってほしい。

切り的に短めです。これで一章が終わりです。

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