表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
10/21

10. みんな仲良く

 耕した畑の収穫は違う農夫が得るのも仕方がない事ですね。千葉を見ていてそう思う瀬上です。


 例の新婚約者が元カレと対戦しましたが、中継ぎの差、野手の攻撃時の粘り強さの差で元カレが勝っていました。中継ぎの1軍での使いながらの育成は前任者の功績ですが、野手の成長は昨年のヘッドコーチで現監督の功績です。野手の攻撃時の粘り強さがないとチームは淡白に負けますから、次の試合もノリが悪くなります。少なくとも千葉のファンは前任者より現監督を支持している様です。


 ところで、その北の新婚約者はモチベーターと言うか、選手をリラックスさせ、起用も無理をさせないコンディション維持重視の方です。昨年までは勝っていても負けていても某戦略コーチと談笑していると批判的に言われておりました。


 上からのプレッシャーが無いとリラックス出来る反面、緊張感に欠ける面は否めません。

「ここで頼むぞ!」

の一言が選手を奮起させる事はあるのです。


 一方、監督のアドバイスが逆に緊張感を増す例はあります。「江夏の21球」に関してインタビューをした画像がNHKに残っております。その中で近鉄監督が打者にアドバイスした事には、

「初球から振っていけ」

でしたが、打者は腕が縮こまって振れなかった様です。指示が体を動かすか、あるいは圧力となり萎縮させるか…場面と相手次第でしょう。


 ところで、なろうランキングに「婚約者は私には優しいが、使用人などには厳しい」から逃げた、みたいな小説がありました。現代社会での価値観的には良いのですが、なろうな中世欧州風の階級社会を舞台にこういうドラマを書かれると、少し違和感を感じます。


 「旦那様と私」で書いておりますが、貴族と使用人は完全に「命令する方、命令を受ける方」で完全に別人種なんですね。同じ人間として見ていないのです。


 実際、日本で書かれた小説には「メイドに手を出す貴族」というのが出てきますが、欧州人的には「メイドなど労働者階級に手を出すのは貴族として恥」という意識があると聞いた事があります。日本人としては、時代劇でお館様が女中に手を出すのは普通と思ってますので、違和感が無い様ですが。


 貴族的な華やかな世界を扱っておいて、その影の部分に現代の価値観を持ち込み否定的に描写するのは…何と言うか、時代考証的におかしく感じます。


 侍女、というのは貴族階級出身が多いので、出世すれば女主人のアドバイザーになる事もありますが、基本的には侍女も使用人です。貴族家の人間とは友人ではなく、一線を引く必要があります。ましてやメイド以下なら。


 まあ、その辺もAIに書かせているとどんどん書けますから、アイデアに詰まってそういうテーマを使うのかもしれませんが。


 階級社会を舞台に書く以上、場合によっては拙作「蝙蝠の翼」みたいに労働者の絶望などもテーマになります。小説世界で貴族階級が労働者に優しい、であるなら、そういう貴族は当然貧乏になります。労働者に気を使って搾取量を減らすでしょうから。


 主人公達の華やかな暮らしを日の当たる場所とすると、その影にいる使用人達は当然貧乏になります。そういう搾取される人々がたくさんいるから、権力者は贅沢暮らしが出来るのです。


 でも、だからと言って、そういう影を書いても全く受けませんよね。今書いてる向日葵と月下美人なんて毎日100PVですから。地味に進めている拙作を読んでくださる読者の方々には感謝しかありません。


 平民の女の子が猫を連れて旅をする…その小説誰も読まないだろうなぁ…でも趣味の小説なんだから書いちゃう。今すぐじゃないけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ