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第二話「麗日玲子」
映画や漫画で知識だけはある。
何故かメイドと執事が学校にいる。
そしてその周りにも複数の女子生徒が・・一体何なんだ。
「あー・・あいつも一緒なの忘れてた。」
恵が顔を引きつらせながらポツリと呟いた。
「まさか、あの集団と知り合いか?」
「・・前の学校のね。あの中心にいるのが元凶の麗日玲子。」
恵が指さした先をよく見ると、真ん中に黒髪つり目のわがままそうな美人がいた。とても中学生とは思えないオーラを放っていた。
「・・これまた美人だな。」
思わずそう呟くと、恵は頬を膨らませた。
「省汰くん趣味悪いー。」
「しゅ・・一般論の話だろ。俺は可愛い系が好きなんだよ。」
恥ずかしくて言えないけど、恵のこともたいぶ可愛いと思ってる。
「あの子、笑とキャラ被ってない?目付けられやすいから少し心配。」
後から来た浦並も会話に参加してきた。麗日さんは無口ではなさそうだが、あの囲われ方は笑を敵対視する可能性があるな。
「多分私がいるから、笑のことは大丈夫よ。まぁ見てて。」
恵が麗日さんに近づいていく。意外と仲いいのか・・・?
「久しぶりね、玲子。」




