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77話 五年が経つた……(遠い目)

書いたよー

 あれから五年が経ち、俺は12歳になった。


 え?時間経ち過ぎ?うるせぇ!もう書くことが思いつかないんだよ!要望があるならコメントしてくれ!書くから!


 ……おっと、10秒前の記憶が少し曖昧だ。え?俺なんか言った?オボエテナーイ。


 この五年であったことと言えば、まずタミアをモナのことでイジリったらブッ飛ばされたくらいかな?まさかあそこまで怒るとは思わなかったよ。

 勿論、土下座で謝ったよね。道路の真ん中で!

 ふふっ、子供に土下座される所を周りの人たちに見せつけてやったぜ!!タミア、めっちゃ焦ってたね(笑)。

 あの時のタミアは面白かった(笑)。

 モナにも会いに来て、昔のことを謝っていた。モナに会ったタミアはずっとバイブモードみたいに震えていた。何やったの?


 モナは相変わらずだ。風呂から出てパンツ一丁で歩いてたら顔を真っ赤にするくらい純情だ。

 子供の裸であれだから、大人の裸なんて見たらどうなるのかな?やらないけどね!


 シオンはこの五年でかなり強くなっている。風属性の魔法が得意で、この前なんて風魔法で草むしりしてた。あれ、やってみると意外と難しいんだよね。シオンは魔力も多いから、少し制御をミスったら周りの家が軒並み吹き飛ぶことになるだろう。


 え?俺?ふっふっふっ、聞いて驚け!!

 俺はなんと…………
















 魔力総量が50も増えて350になったぞ!!



 あー!うるせぇ、うるせぇ!これでも頑張った方なんだぞ?!毎日魔力を限界以上に放出して!そのせいで毎日血が全身から吹き出して!

 この前なんて痛すぎて、「あれ?これもう痛くないんじゃね?本当に痛いのかな?あ、やっぱり痛ててててててててて!!!」ってなったわ!!


 魔法操作も頑張ったよ?そのおかげで操作だけならモナ以上だって言われた!ま、魔力は350しかないんだけどな!


 この世界では魔力によって使える魔法も増えるらしい。そんなわけで、未だに生活魔法しか使えない。




 魔法ーーーーーーー!!!!!




 異世界に来て12年も経つのに未だに生活魔法オンリー!?なめんな!!

 あーー!!!魔法ーーーー!!!!もっと魔法が使いたいーー!!!!

 魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法魔法ーーーー!!!!



 ハァハァハァ、マジで魔法使いたい。切実に。



「モナ〜。もっと魔力総量を増やして、せめて初級魔法くらいは使えるようになりたいんだけど」

「……無理じゃな」

「は?どういうこと??」

「魔力総量は10歳で第一次魔力成長期が終わる。大抵はそこで成長を止める。魔力を使い切る鍛錬も成果は出ているが、今では誤差の範囲じゃな」


 え!?初耳なんですが!?


「じゃあ俺の魔力総量は350止まりなの?」

「んー、第二次魔力成長期があるからなんとも言えんな」

「ちなみに第二次魔力成長期はいつからいつまで?」

「個人差はあるが15〜18歳までじゃ。そこからは本当に魔力成長が伸びない。何をやっても誤差の範囲じゃな。停滞したと思うくらい」


 うへー、ヤバイじゃん。


「その魔力成長期って何回あるの?」

「は?二回までに決まっとろうが。頭沸いとんのか?」

「急に毒舌!?」

「魔力総量を増やすには他にも方法はあるが、オススメはせんのぉ」

「……俺、神さまと闘うんだけど勝てるかな?」

「今のままじゃと無理じゃな。ま、心配するな。妾がなんとかしてやる」


 やだ、カッコイイ!!惚れる!好き!抱いて!


「わかった。モナを信じるよ!」

「うむ、任せるのじゃ」



 ♢



「うーーーわーーーーーー!!!」


 ドッガーーーン!!!!!!


「避けるな!当たらんじゃろ!」

「ふざけんな!!当たったら死んでただろ!!」

「……」

「なんか言って!?え!?本当に当たったら死ぬの!?」


 俺とモナは外壁の外、だだっ広い草原に来ていた。来て早々に「模擬戦でもするかの」とか言ってたが、まさかの展開だよね。

 モナは上空から一方的に攻撃してくし、俺は空なんて飛んだら魔法の餌食になるだけだし……

 もう模擬戦じゃなくてただのイジメですよ?あ、ヤバッ!!


 ドッガーーーン!!!!


「ぐへっ!……クッソ、12歳にする事じゃないだろ」

「どんどん行くぞー!」

「わわっ!ちょっと待って!」


 ドドドドドドドドドッガーーーン!!!!!


 あんのクソババア!ハッチャケ過ぎだろ!!

 くそ……なんとか報いたいな……。


「そろそろ決めるぞー」


 え、なにあれ?モナの掲げる手の上には直径50mは在ろうかという、巨大な炎の塊があった。

 うーわ、死んだ。


 ……まだ試したことはないけど、理論立てだけしてある俺の秘密技を使うしかないな。

 ぶっつけ本番かよ(笑)

 俺がこれからするのは相手の魔法を魔力で掌握し、制御権を奪う方法だ。俺より圧倒的に魔力総量の大きいモナにはこれしかない。

 とにかく、魔力を練るのに少し時間がかかる。なんとか引き延ばさないと。


「おーーい、なんだよそのメラ○ーマみたいなやつ!?なに?魔王と戦うの?最終決戦なの?」

「これはメラ◯ーマではない、メ◯だ!!」

「なんでそのネタ知ってんだよ!?」


 もう少し……


「時間稼ぎはもうええか?」

「ぐっ……バレてたのか」

「当たり前じゃろ」

「あともう少し……あ、できた」


 なんとか準備は出来たな。あとは気合いと根性。


「いくぞ、ほれ」


 モナの気の抜けた声と共に炎の塊が降ってくる。うわ、太陽が降って来たみたい。

 くそっ、怖えな。だが逃げるな……逃げるな……逃げるな!!立ち向かえ!!!!


「いくぞ!!おっらーーー!!!」


 練り上げた魔力を炎の塊に向けて噴出する。その魔力を操り、モナの魔法を掌握…………出来ない!

 くそっ、デカすぎなんだよ!

 ヤバイ!どうする!?どう……あ、そうだ。魔法の核の部分だけ掌握すれば良いんだ!

 核は魔法の中を超高速で移動し続けているはずだ。それを掌握………ムズッ!!あり得ないくらい速い!でも他に方法はない。集中、集中集中集中!!!


 迫り来る炎の塊を前に、死を意識した精神が極限まで集中を高める。


 …………………掴んだ!!これが核か。核を掌握、俺の魔力を混ぜる。うわ、凄い抵抗だな。混ぜた魔力が弾き飛ばされそうだ!


「………くっそ!抵抗してんじゃねえよ!従え!!」


 力技で抵抗を抑え込む。そのまま魔力を馴染ませ、定着させる。

 よし!上手くいった!!後はこれを……


「ん?何をしとるんじゃ?」

「このバカでかい炎の塊を………お前に返してんだよ!!」

「お?おーー、返ってくるのぉ」


 制御権を奪った魔法をモナに向けて……発射!!


「ほいっと」


 ゴゴゴゴゴゴ………ブンッ


 空間が歪み、ブラックホールの様なものが現れると、炎の塊を一瞬で消し去ってしまった。

 ははっ、嘘だろ?


「なんじゃあれ?妾の魔法が操られとったぞ!」

「こっちのセリフだよ!!なんだよあの魔法!!」


 モナ……やっぱ強いや……。


 そう思った1日だった。











うほー_(:3 」∠)_

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