62話 冒険者登録と剣を買いに
〜前回のあらすじ〜
新章始まったし、前回の事なんて別にきにしなくていいよねー_(:3 」∠)_
7歳になった。今日は冒険者ギルドに登録する日だ。ということで……
「すいません、登録お願いします」
「はい、かしこまりました」
俺は冒険者登録証、通称冒険者カードを手に入れた!!
うん、つつがなく登録できた。え?登録時に絡んで来る先輩冒険者は?って言いたいんだよね!
先輩冒険者はと言うと……
「おう坊主! 遂にテメーも冒険者か! ガハハハッ!」
「俺たちがちゃんと教えてやるからな! なんかあったら言えよ!」
まあ3歳から遊びに通ってたらこうなるよね。
「みんなありがとう。これからよろしくね先輩!」
「お、おう」
「なんかむず痒いな」
先輩たちと話していると、マミーちゃんがやってきた。
「あらん、ケイじゃないん。冒険者登録したのねん」
「うん、今年で7歳だからね。やっと登録できたよ」
「そういえばもう7歳なのよねん。何だか時間が経つのが早いわん」
マミーちゃんはそう言って奥に引っ込んだ。あれで結婚して子供もいるからなぁ。自分の子供と重ねていたんだろう。
「それじゃ、俺は帰るね」
「おう! 気をつけて帰れよ!」
「俺たちは酒飲めないお前の代わりに歓迎会ひらいてるからよ!」
「ほどほどにねー」
多分、騒ぎたいだけだなアレ。
♢
俺は今スラム街から抜け、鍛治区に来ていた。ここへは剣を買いに来ていた。俺は基本的に剣と拳で闘うつもりだが、ここでいい武器を見つけたらその武器を練習してもいいかなと思っている。
大鎌使いとか憧れるよねって冒険者の先輩が話してたが、何を言っているのだろうか。魔法一択だろ。
うん、やっぱり魔法だよな。遠距離並びに中距離、接近戦なんて相手の頭掴んで魔法をぶっ放せばいいだけだ。やっぱり魔法サイコー!!
でも剣に魔法を付与して闘うのも捨てがたい。所謂、付与魔法という奴だ。極めれば攻撃する武器の一ヶ所、または防御する一点だけ付与魔法を発動させ、何でも切れるし攻撃を何でも弾くことが出来るんだとか。
付与魔法は性質上、付与する面積が大きいほど効果が薄く、小さいほど効果が強くなる。一瞬のミスも許さない、習得はともかく扱うのは超難易度が高い魔法なのだ。
まあ習ったけど。
モナが剣の基礎を叩き込んでくれたので、あとは実戦で経験を積む必要がある。商店で買ってもいいけど何割か割増してある上に、良い品は鍛治師が気に入った人物にしか渡さないなんて事もざららしい。なら鍛治区に行くしかないよね。
そんなわけで剣が欲しい。
「ごめんください、剣を見せてください」
「あん? ここはガキの遊び場じゃねぇぞ。とっとと家に帰りやがれ」
はい追い出されたー。そりゃ子供に刃物なんて渡せないわな。次からは冒険者カードを最初に見せよう。
あ、アレは先輩たちが教えてくれた店だ。
「ごめんくださーい」
「あん? なんだ坊主」
「ギルド登録したので剣が欲しくて。何かいいのありますか?」
「なんだ坊主は冒険者なのか。そうかそうか、じゃあここら辺の剣だな。重心の位置は剣によって違うから自分に合ったものを選ぶといい」
結構親切だな。置いてあるのは初心者向けの癖のない剣だった。
ふむ、小説とかだといきなり伝説の剣が出てくるのだろう。でも最初から癖の強い剣は流石にやだな。
「うーん、癖のない伝説の剣とかないですか?」
「なんだそりゃ」
そらそうなるわ。
「掘り出し物が欲しいなら青空市か闇市だね」
やっぱりか。なら帰りに青空市にでも寄ろうかな。闇市はもう少し先だ。
「おっちゃん、これ頂戴」
俺は手元に重心のある癖のない剣を購入した。お金はモナがくれたので大丈夫だ。いつか恩返し出来たらいいな。
「はいよ、坊主は冒険者になったばかりだろう?サービスしたくぜ。これからもうちをご贔屓に」
「ありがとう!おっちゃん!」
剣を買った俺は青空市へ向かっていった。
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