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45話 シオンと潜入

〜前回のあらすじ〜

ドン・ドヤードの屋敷の前に着いたケイとシオンは潜入のために屋根の上へ跳ぶことになったのだが!?

「イヤーーーーッ!!!」

「うるさい」

「んむーー!!」


 ハァ、これはきっと気付かれたな。ま、俺も悪いんだけどね。


 それより問題は、


「うーん、距離が足りない。このままだと手前に落っこちるな」

「んむーー!!?」

「大丈夫だよ」


 《エアー》


 俺は風の魔法を使い、空気抵抗をやわらげ、さらに背中に追い風を吹かせる。

 これでギリギリ屋根に着地できる。


「はい、到着ー!っとと」


 スタンッ!


 危なー、ギリギリだったな。


「んむーー!!」

「あ、ごめん」

「ぷはっ、ちょっと! あんなタイミングで跳ばないでよ! 声、出ちゃったじゃないか!」

「さて、お母さんの所へ行く算段をつけようか」

「ボクの話を聞いてよーー!!」


 あ、また手がヨダレまみれだ。俺はヨダレにまみれた手を凝視する。


「あ! また舐めるつもりでしょ! そうはさせないよ!」

「あ!ちょっ!!」


 シオンは俺の手を服で拭う。……ちょうど胸の部分で。

 お? シオンって結構、着痩せするんだな…。


「あ! い、いや…これは…違くて……」


 やっと気付いたらしい。顔が真っ赤になって涙目だ。


「わかったわかった。大丈夫、シオンが痴女だってことは内緒だよね?」

「ちっがーーーう!!ボクは痴女じゃない!!」

「え? 5歳児に無理矢理胸を触らせてくるのに痴女じゃないの?」

「い、いや本当に…気付かなくて……うえっ」


 あ、泣きそう。


「あー、ごめんごめん。違うよね、痴女じゃないんだよね?分かってるよ」


 女の子座りで座っているシオンをゆっくり抱きしめる。


「意地悪してごめんね?わざとじゃないって分かってるからね」

「う……うえっ……」

「はーいはいごめんね、俺が悪かったね」

「うぇーーーーーーーん!!!!」


 あ、泣いた。これで見つかったのは確実だな。どうするか……。


 シオンの背中をポンポンしながら考える。


「うぇーーーーーーーーーん!!!!」


 とりあえず、シオンが泣き止んでからだな。


ク、クララが飛んだーー!ってね(笑)

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