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46話 潜入開始!

〜前回のあらすじ〜

シオンが泣いた。

「うっ……ひっく……ひっく……」

「落ち着いた?」

「うん……ごめんね? 意地悪されてたのに急に優しくするから…安心しちゃって……」


 顔を真っ赤にして謝るシオン。


 あー、あるよね。小学校低学年くらいの時はたまにあった。流石に中学生になってからはなかったが。

 あれ?この人何歳だ?15〜16歳くらいに見えるけど……。


 ま、とにかく警備の人には気付かれただろうな。倒すしかないか。


「さ、落ち着いたならお母さんの所へ行こう? 会いたいんだろう?お母さんに」

「……うん」


 シオンを立たせると、近くの天窓へ移動する。

 ここから入れるといいんだけど。


 そう思い、天窓を覗くと天窓が開き、おっさんと目があった。


「「あ」」


 おっさんの顎を的確に殴る。


 ゴスッ!


「がはっ……!!」


 ドサッ


 どうやらシオンの泣き声につられて様子を見に来たらしい。

 天窓まで梯子がかかっていた。


「シオン、中へ入ろうか」

「うん」


 こうして俺たちは見事潜入に成功した。完全に見つかったけどね。


 下は物置部屋?だった。さっきのおっさん以外に2人の男がいる。

 だが、おっさんが落ちてきたことに驚き、まごついている。


 ストンッ


「どうも」

「「!?」」


 飛び降りると俺は向かって左側の男に足払いをかけ、体勢が崩れたところで顎を蹴り抜く。


 ガッ! ドカッ!!


「ぐわっ!」


 次に右側の男の目に向かって水をかける。


 《ウォーター》


 ビシャッ


「うおっ!?」


 その隙に接近し、股間へ一撃。


 ボガッ


「おっほーーーーー!!!」


 前かがみになったところで顎へ一撃。


 バスッ!


「ぐはっ!」


 ドサッ


「ふぅ、なんとかなったな」

「君ってすごく強いんだね」

「あれ? 前にも見てただろ?」


 最初に助けた時だ。


「あの時は袋の中に入ってたから見てないよ」


 そういえばそうだった。


「どう?惚れた?」

「フフフッ、さぁね?」


 妖艶に笑う彼女は綺麗だった。


シオンーー!!!

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