34話 弟子入り初日
〜前回のあらすじ〜
知らない天井だ……。(笑)
これなに?あ、モナだった。
再びお休みなさい。
朝6時の鐘が鳴る。
おはようございます。朝です。
「ふぁ〜」
「うみゅ〜」
!!! 隣には見知らぬ幼女がいる!
ま、まさか大人の階段を登って……!
なんてね。昨日もやったなこんな事。
「ん? 朝かの」
《明かりよ》
モナが起きて明かりをつける。
え、こいつ誰だ?みたいな顔やめて!
「誰じゃ貴様?」
「……マジかお前。ケイですよ、昨日弟子入りしたケイです」
「ん?あー……」
モナはいそいそとベッドから降りると背伸びをする。
「んー! ケイ、朝食は目玉焼きと卵焼きとスクランブルエッグとオムレツのどれがいい?」
「オムレツたべてみたいです」
「じゃ、目玉焼きじゃな」
「おい!」
絶対最初から決めただろ!何故聞いた!?
「うるさいの〜、文句があるなら自分で作れ」
「いえ、別に文句は無いですよ。……聞き方以外」
俺はモナと一緒に朝食をとった。
「寝室で着替えとれ。服は右手前のクローゼットに入れてある」
「ありがとうございます」
「ええよ」
どうやら昨日、服を片付けてくれたらしい。
クローゼットを開ける。
「ブハァッ!!!」
服が落ちてきた。おい! これクローゼットにぶち込んだだけじゃねーか!!
「じゃ、妾はシャワー浴びてくるのじゃ」
「おい! ちょっ! 逃げんな!」
あいつ……ハァ、片付けるか。元々は俺の服だし。俺が片付けるのが道理だよな。
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一時間後、なんとか服を片付け終えるとモナがシャワーから帰ってきた。
ちなみに俺は青のジーパンにくろの長袖Tシャツ、その上に白のパーカーに着替えた。
モナは淡い緑のローブとワンピースの中間みたいな服を着て、髪をハーフアップにしていた。
「待たせたな、いくぞ」
「はい」
俺はモナとエレベーターに乗る。モナが魔力で動かしているやつだ。モナが操っているので、階数表示のボタンはない。
どこへ行くのだろう?
「どこへ行くのですか?」
「地下じゃな。魔法実験のアトリエがある。その下には修練場もあるぞ」
そして着いた先は、資料や実験道具が大量にある巨大な実験施設だった。
「え!? でかくないですか!? 東京ドームくらいありますよ?」
「? なんじゃそれ? ここはエレベーターから別に次元に繋げてある。じゃから多少広くても不思議じゃあるまい?来るのにも妾の許可無しには入らないから防犯対策もバッチリじゃ」
モナがドヤ顔でこちらを見てくる。
イラっとくる。イラっとくるが確かにすごい。
「確かにすごいですね」
「じゃろ?」
そう言って前をテクテクと歩くモナは近くの試験管を取る。
「なんですかそれ?」
「これはな……」
ここから修行が始まります。お楽しみに!
次は、12時ですね。




