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解放ですか?勇者さま。



「駄目だよ、ミオン。駄目。」



「えっ?、、、どうして、、どうしてですか?、、ご主人様、、」




ミオンは驚く。そして不思議に思う、、どうして、、?



『 私が一生、ご主人様に尽くします 』、、の、どこに問題が有るのか?



ご主人様には一切、損の無い話しのはずだ。



、、、だったら、なぜ??








その夜、再度、ミオンは来た。



『今日は私の番にします』と。





「ミオン、今日はお母さんと一緒に寝ても良いんだよ?」



「いいえ。今日は私の番にします。ご主人様と寝ます。」




『 番 』って言われてもね、、そもそも『 番 』なんて無いのに、、、。



三人が『一緒に』と言って喧嘩しないように順番にしたんだよね?



そもそも、順番的には今日は『シオン』の番のはずだった。





「お母さんもミオンと一緒に居たいんじゃないかな?」



「、、、シオンもお姉ちゃんを待ってるかもよ?」



シオンの名前を出されるとミオンの視線が揺らぐ。




『・・・お姉ちゃんなんだね、、』



ミオンはそういう『きらい』がある。



何でもシオンや誰かの事を先に考え、自分の考えは後回しにしてしまう。




「ミオン。、、ミオンはどうしたいの?」




離れ離れになっていた親だ。少しでも長く一緒に居たくて当然だろう。



別段、親子の仲が悪かった訳でも無いのだろうし、、、。





、、、それが。




シオンを母親と寝かせて、自分はフェンと寝ると言うのだ。



、、、違うよね? ミオンの本当の気持ちはそうじゃないよね?




小さい頃から両親が不在で居なかったフェンがそうだった。



爺ちゃんはいつも傍に居てくれたが、本当は両親に傍に居て欲しかった。



稀に帰宅した時はずっと傍に居たかったし、出掛ける時は悲しくなった。




なのに、、ミオンは進んで離れようとしている。




「ミオン、、、」



話そうとするとミオンが言う。




「ご主人様、お願いが有ります。」




・・・良かった。やっと『お母さんと一緒に寝たい』と言ってくれる、、、。



、、、と、思ったのだが、、




ミオンの口から紡がれた言葉は、、、違った。




「私が、、ミオンが一生、ご主人様に尽くします。」



「私の思考、身体、、全てご主人様に捧げます。」



「だからシオンは、、弟はこのまま母さんと一緒に居させて下さい。」



「、、お願いします。ご主人様、、、」





「なんで、、?、ミオン、、急に、そんな、、?」





もし、ミオンが本当に『一緒に居たい』と思っているなら問題ない。



二つ返事で認めただろう、、、嬉しくさえ思っただろう。



だが、今は違う。



ミオンは『シオンの身代わりに』一緒に居たい、と言っているのだ。



、、、認める訳にはいかないよ、、ね。






ミオンは床に伏して懇願している。



「立ってよ、ミオン。ほら、立って。」



伏しているミオンに手を差し伸べ、引き起こしベッドに座らせる。




「、、、ミオン。」




ミオンの瞳が真っ直ぐ答えを求め見つめてくる。



自分を見つめるミオンの身体は微かに震えている、、。



、、、どんな気持ちで、ここへ来て、そして話したのだろう?、、




「おいで、ミオン。」



ミオンの手を引き、、抱きしめる。



「きゃっ、ふ、、、」 フェンの胸に顔を埋めるミオン。



「頑張ったね、ミオン。少しこのままでいようね。」



、、背中を手の平で『ぽんぽん』と叩いてあげる、、。





背中のリズムが心地よく、不安な気持ちが解けていく、、、。



、、、ずっと、、この人、、、ご主人様と一緒に居たい、、の??



ミオン自身解からなくなっていた、、お願いしに来たのよ、、私は、、、。







十分な時間が経ち、ミオンの震えも止まる。




フェンの胸から顔を離したミオンが、もう一度言う。




「お願いです。ご主人様と一緒に、、、」




「・・・駄目だよ、ミオン。駄目。」




「えっ?、、、どうして、、どうしてですか?、、ご主人様、、」





何か、、意に沿わない何かが有ったのだろうか?



ご主人様は日頃から私とシオンの事を『可愛い』と言ってくれる。



そして可愛がってくれる。『好意』とも思える程に優しくしてくれる。



私の事を、、気に入ってくれているはずだ、、。



その相手から『ずっと一緒に居たい、尽くしたい』と言われて嫌な訳がない。





だが、答えは真逆、、、『 駄目 』だった。




「どうしてですか?、ご主人様。私じゃ、、駄目、なんですか?」



「違うよ、ミオン。ミオンが駄目なんじゃないよ。」



「ミオンが一緒に居たいって言ってくれて凄く嬉しいよ。」



「じゃあ、、なんで、、、?」




「いい? ミオン、良くきいてね。」



「僕はミオンが一緒に居てくれたら嬉しいし、一緒に居たいと思うよ。」



「、、、はい。、、、、なら、、」



「最後まで聞いてね、、、。」



「これは僕の気持ち、、ご主人様からの気持ち、さ。」



「じゃあ、ミオンの気持ちはどうなの?」



「私は、、ご主人様と一緒に、、、」



「本当に?・・・本当にそれがミオンの気持ちなの?」



「・・・・・」






「じゃあ、僕の話しを聞いてから、もう一度聞かせてね?」



「、、、、はい。」 頷くミオン。







「いい?、、、ミオンは一つ重要な事を『 勘違い 』をしてるんだよ?」




「勘、、違い?」




「そう、、勘違い、、。」




・・・一体、何が勘違いだと言うのだろうか?、、しかも重要な?




、、、まさか、私が『気に入られている事』 自体が勘違い、、だとでも?




「、、私、、ミオンじゃ、シオンの代わりに、、なれませんか?」




「違うよ、ミオン。 ミオンはミオン。 シオンはシオンなんだよ。」




「誰も、誰かの『 代わり 』 になんかなれないんだよ。」




、、、私じゃ、シオンの事、、解放出来ないの、、?




「お願いします、ご主人様。シオンをどうか解放して下さい。」




「、、、その為なら、私、、私、、何でもします、、、だから、、。」




「、、、いいよ。」




「・・・えっっ!!」




、、、今の『 いいよ 』 は 『 肯定? 』 それとも 『 否定? 』




シオンの事を解放してくれるって事の『 肯定 』なの?




それとも、『私が何でもする』という行為が不要だという『 否定 』 なの?





「いいよ。ミオンが心配するシオンは解放するよ。」




「、解、、放?」




「うん。解放するよ、決定!、、、安心した?」




今までは不可能と思っていた『 解放 』、、自由がこんなに簡単に、、、




自然と涙が溢れた、、、




「良かった、、、良かった、、これで、、、」



、、、ミオンの目的は達成されたのだ、、後は、、、




「ご主人様、、私は一生、、ご主人様の物です。。。」




「・・・待ってよ、ミオン。 ミオンはまだ勘違いしてるんだよ?」




、、、勘違い?、、でも、もう勘違いでもいい、、。



『 シオンが解放された 』 この事実さえ有れば、それで良かった。



、、かえって、話しがこじれて『 解放は無し 』 なんて事の方が怖い。




「ご主人様、今すぐミオンをご主人様の物に、、、」




「嬉しいけど、、『 駄目 』 だよ、ミオン。」




「どうして、、、?」




「ミオン、まだ話しの途中だよ?、、いい?」




「、、、はい。」




ミオンは何を言われても一言一句聞き逃さない様に聞き入る。







「シオンにはお母さんと一緒に暮らしてもらうよ。それが一番良いよね?」



「はい。一番良いと思います。」



「うん。じゃあシオンの気持ちも聞かなきゃだけど、そうするよ。」



「そして、、、」



「それは『ミオン』が僕と一緒に居ても、一緒に居なくても変わらないよ。」




「、、、それって、、、」





、、、ご主人様は今、おかしな事を言っている、、、はずだ。



お金を掛けて、危険を冒してまで守って自分の物にした奴隷を、、、



何の対価も無く、手放すと言っているのだ。



それを、、シオンだけでなく、ミオンも手放そうと言うのだ。




「そんなの、、、許される、、訳がない、、、」




「許すさ、、僕が『ご主人様』なんだから。決めるのは僕だよ?」




「・・・・。」





「それと、ミオンの勘違いだけど、、、。」




、、そうだ。 ご主人様の言う私の『 勘違い 』とは何なのだろう?






「ミオン。 僕は君を、、、買ってなんかいないんだよ。」





「・・・? ・・・・?? ・・・・えっ!!」




、、どういう事??、、、『 買ってない 』 って一体?




、、、またご主人様は私を気遣って『 嘘 』をついてくれてるの?




「嘘じゃないよ、ミオン。 僕は君を『 買ってない 』」




「嘘!!、、だってシオンも言ってました、、」




『ご主人様がお姉ちゃんを買って来てくれた』って、、




「あの日、ミオンを買いに行ったのは本当だよ。」




「でも、ミオンを買っていないのも本当だよ。」




、、、良く解からない、、誰が聞いてもフェン様の言葉は矛盾している。




「だからね?ミオン、ミオンは僕の奴隷なんかじゃないんだよ。」



、、、あの場で粛清が行なわれたなんて伝える必要はない。


、、、店の男は女戦士の投擲で死んだのだ。フェンが手を下す前に、、。



ただ、ミオンを『縛る者』はもう居ない、、自由だという事だけ伝われば、、。



「、、、そんな、、でも、、、私、、、。」



、、、決意をして来たのに、その根幹を打ち倒したのだ、ご主人様は。



そもそも、『言わなくてもいい事』だろう。



ミオンに『自由だ』なんて伝えて、フェン様に何の得が有ると言うのか?



、、、そんな物は無い。 フェン様には何のメリットも無いのだ。



「、、、どうして、、ご主人様、、?」





そして、フェンは聞く。





「いい?、ミオン。もう一度聞くよ?」



「シオンは解放するよ。だからもう心配いらないからね。」



「ミオンはお母さんと一緒に居たい?それとも僕と一緒に居たい?」



「ミオンの気持ちを聞かせてよ?」





、、、だから、ご主人様は『 駄目 』と言ったの?




『 シオンの為 』 では無い 『 ミオンの気持ち 』 を聞かせて、と。



、、、ミオンが自ら犠牲になる事を認めないのだ。



、、、それも、犠牲になる『必要もない』事まで伝えて、、。




『そんな、、、私の気持ちなんて、、、』 ミオンは悩む。



今までは『シオン』が生き残る事を第一に考えて来た。



シオンの為なら何でもする気で生きて来た。



だが、そのシオンは母と一緒に暮らせる、、、もう安心なのだ。



、、、で、ご主人様はミオンに聞くのだ『 どうしたい? 』と。



もし私が『お母さんと暮らしたい』と言ったら、、、



ご主人様は『 いいよ 』と答えるだろう、、いや、絶対に言うだろう。



母と暮らしたい気持ちは当然、有る。シオンも一緒に、だ。





だが、、それで良いの??、、、判らない。




ここで『 ご主人様 』と別れたのでは、利用するだけ利用して不要になれば棄てる、、




まるでミオンが嫌悪する『あの店の人間』と同じではないのか、、?




ミオン自身、よく分からないがご主人様と離れたくない気持ちも生まれていた。




考えるが、答えは出ない、、、。




「ミオン。急がないから明日までゆっくり考えておいで。」



「今日はお母さんの所へ帰っておやすみ。」



「一人で考えなくても今はお母さんも居るんだしね。」









母さんには『 シオンの代わりに 』 と言って出て来たのに、、、



また、出て来てしまった。、、とぼとぼと歩きながら考える、、。




『私は、、ミオンは、どうしたいの、、?』




自問自答を試みても答えは出ない。




あの店での暮らしを考えれば、今でさえ夢の様に幸せなのだ。



それを更に『 自分の希望 』なんて許されるのだろうか?



今でも時々、これは夢ではないかと不安になる。



目を覚ましたら、あの薄暗い店の部屋の隅で蹲っているのでは?



希望や我が儘を言うと夢が覚めてしまうのでは?、、と。








結局、考えが纏まらないまま部屋に到着してしまった。



ドアを開けると母さんが待っていた。



足音でミオンが帰って来た事が分かっていたのだろう。



「お帰り、ミオン。」



「、、、ただいま、母さん。」



普通に接してくれる母さん、、、。



『シオンの代わりに』と言って出て行った娘が帰って来たのだ。



『何かあった』のは間違いないだろう。



でも母さんは問わない、、。





優しい母さんの顔を見ていたら涙が出て来る。




「母さん、、、私、、どうしたら、、いい?」




ご主人様、フェンからされた話しを最初から話す。




母さんはただ黙って話を聞いてくれた、、。




「母さん、、私は、、、」



「ミオン、聞いて。これだけは間違い無い事よ。」



「母さんもシオンも貴方と暮らしたいと思ってる、家族だもの、、。」



「じゃあ、、、」



「、、、でも、それは『ずっと』ではないのよ。」



「ずっと、、、じゃない?」



「そうよ。『ずっと』じゃない。ずっと一緒に居れたら良いけど、、」



「ミオン。ミオンが守って来たシオン、、、そのシオンが、、」



「何年後かにシオンに本当に好きな人が出来たとしましょう。」



「シオンがその好きな人と二人で暮らすとなった時、ミオンは一緒に行くの?」



『ふるふる』と首を振るミオン。



「そうね。母さんだって『お幸せに』って送り出すわ。」



「母さんだって、そう。何時までも、永遠に一緒に居られる訳じゃない。」



「ミオンとシオン、、、早く母さんを安心させて欲しいのよ。」



「、、、出て行って欲しい、、の、、?」



「違うわ。もう一度言うけど、、」



「母さんもシオンも貴方と暮らしたいと思ってる、家族だもの、、。」



「母さんもシオンも感情的に言えば、ミオンが出て行くなんて反対よ。」



「・・・でも、本心は違うの。」



「ミオンが自分で幸せだと思う事を決めたのなら反対な訳ないじゃない。」



「、、、大事な『娘』で『お姉ちゃん』なんだから。」



「でも、もしミオンが『シオンの為に』と決断したのだとしたら、、、」



「、、、後から必ずシオンが苦しむ事になるでしょう。」



「、、、お姉ちゃんは僕の為に、、って、、。」



「だから、ミオン。自分がどうしたいのか、素直でいいのよ。」



「母さんとシオンは大丈夫。いつでもミオンの味方よ。」



「まあ、シオンは頭で解かっていても『一緒がいい』って言うでしょうけど。」



「シオンも本心はミオンが幸せになってくれればいい、って思ってるんだから。」



「、、、それで、ミオンはどう思ってるの?、、あのご主人様、、」




「私?、、私は、、、」




「私はご主人様と・・・」




「…どうしたい?」




「…どうなりたい?」




ご主人様は私が『一緒に居たい』と言ったら『嬉しい』と言ってくれた…。




「ご主人様は私の事を好いてくれているの?」



・・・違う、これは『ご主人様』の気持ちだ。



ご主人様は言った。



『ミオンの気持ちは?』と。




「私?…私の気持ち?」




狭い世界しか知らないミオンにとっては人間の判断基準は




『最低な悪い人間』か『最高な良い人間』か…しか知らないのである。




ご主人様、フェン様は間違いなく『良い人間』だ。




一緒に居て安心出来るし、尽くし甲斐もあるだろう。可愛がってもくれる。




少し前までは『最後のチャンスよ!』と、この身を捧げる決意までしていた。




『何の不満も無い』ご主人様だ。…何の問題が有ると言うのだろう。




本来なら盲目的に『好き』という理由が全てで、悩む必要も無かっただろう。



・・・が、ミオンには『恋』や『人を好きになる』経験が無いのだ。



今までは、芽生えた『一緒に居たい』という気持ちと『シオンの為に』という気持ち、



両方が揃っていたから悩まなかったのだ。



その片翼が解決してしまった為に悩みになったのだ。




もう一度、自問自答してみる。




「じゃあ私は『シオンの為』じゃないとフェン様に尽くすのは嫌なの?」



・・・違う。シオンの為でなくとも尽くしてフェン様が喜んでくれると私も嬉しい。





「じゃあ、シオンが居ないとフェン様と一緒に居るのは嫌なの?」



・・・違う。フェン様と一緒に居て嫌だなんて思った事はない。





「じゃあ、私は…フェン様と一緒に居たいの?」


、、、うん。多分、私はフェン様と一緒に居たいんだ。





「これが『好き』って事なのかな?」



・・・・。



最後の自問にミオンは答えられなかった。




、、、明日、フェン様にもう一度お願いしよう。




そして自分の気持ちを素直に伝えよう。




私の気持ちとフェン様の気持ちが同じとは限らないけど、後悔はしないはずだ。



私は自分の気持ちを伝え、フェン様は望んでいた私の気持ちを聞けるのだから。



ミオンは今まで体験した事の無い、胸の中のモヤモヤ感に戸惑いながらも、




不安と期待、ワクワクする気持ちが止まらなかった。






朝、目が覚める。



母と弟が目に入る。




家族、、親と一緒に眠る事など、もう二度と来ないと思っていたけど…こうして実現した。



私は今『幸せ』だと思う。



そして今日、その『幸せ』手放し、自分の意思で『次の幸せ』を手にいれようとしている。



『欲張り過ぎだよね?』と自分でも思う。



分相応で妥協するなら今のまま、家族で暮らすだけで幸せだろう。



…が、ご主人様は『自分の気持ち』でミオンが答えてくれる事を望んでいる。



自分の気持ち…望みを口にしていいんだよね?




伝え、、る?




昨日、眠る時には『素直な気持ちを伝えよう』と決めていたはずなのに、、



、、、迷いが生まれ、ドキドキと鼓動が昨日よりも早い気がする。





「大丈夫よ。」




声が掛かる・・・母さんだ。




「素直に伝えれば大丈夫。」




「私の自慢の娘なんだから。」




「ご主人様の答えがどちらだったとしても大丈夫よ。」



「、、、ミオンの居場所は無くなったりしないんだから。」




「うん。そうだよね。」




「落ち着いたら行ってらっしゃい。」




「今なら部屋にご主人様一人で居るんでしょ?」




「うん。行って来るね。」



、、、もう迷いは無い。


、、、素直な気持ちを伝える、、それだけだった。





「僕はミオンは買ってないんだよ!」

 「そうなんですか、ご主人様?」

「うん。だからミオンは自由なんだよ。」

 「、、、自由、、なんだ。」

「『ガチャッ』、、、立ち入り調査にゃ!!」

 「ミ、ミヤ?・・・何の調査なのかな?」

「ちゃんと労働に対価が払われているかの調査にゃ!」

「簡単に言えば、ブラック企業の取締りにゃ!!」

 「えーっ!僕ってブラック企業だったの?」

「そうにゃ!フェンさまはもっとミヤにご褒美を♡」

 「じゃあ、ミオンとシオンににご褒美あげなきゃだね♪」

「、、、そんな、ヒドイにゃ、、(泣)」


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