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その426〜その430

 目の前に座っているこの人は「生きたふり」をしている死人なのだと悟ったその時、まわりの人達が全員一斉にこちらを向いて「シンデナイヨ」と声をそろえた。






 目が覚めると部屋の壁いっぱいにこの先自分に降りかかる災厄が書き連ねてあり、その災厄を経験しないと文字が消えない。






 じっとりと濡れた何か大きなものを引きずったような跡が、まだ乾かないまま私の部屋までまっすぐに続いている。






 七夕の短冊飾りが全ておどろおどろしい呪符となり、さらにそれが次々に炎を上げて燃え始めた。






 その周りにだけざあざあと雨が降っている黒い人影が、山を切り崩した崖の下に立っている。


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