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100怪死  作者: ハクマ
6/29

6回目

 気がつくとベッドで寝ていた。手の甲には5/100と書かれていた。死んだという恐怖よりようやくあの連鎖かは抜け出せたと安心してしまう。

 けどこの呪いから抜け出せたわけではない、また何か厄介なことに巻き込まれるのだろう。手の甲を見ながら落胆する。仕方なく部屋を出る、しかしそこは廊下ではなく夜の外だった。………またかとさすがに慣れてしまい諦めて外に出る。


快「………ここはどこだ?」


 しばらく歩いても変わらない光景だ、暗闇の中どこかわからないまま歩く、不思議と恐怖心は薄かった。そりゃあれだけやられたんだちょっとやそっとことじゃ………


?「恐怖心がないのか?」

快「………え?」


ボオッ


 たちまち僕の周りが炎に包まれる。そして目の前に現れたのはツノが生え、翼を広げるまるで悪魔のような存在が不敵に笑っていた。


?「我は正真正銘の悪魔だ」

快「!?」


 心を読まれてる?


?「当然だ、我は最上位の悪魔だからな」

快「………僕になにかようですか?」

?「貴様のその呪いにな!」


 悪魔は僕の手の甲に向けて指をさす


快「これがなにか知ってるんですか?」

?「それは貴様が死に生まれ変わる回数だ………そして100回を超えると………」


ごくり


?「その後は我も知らん」


ズコッ


快「知らないんかい!」

?「その呪いに打ち勝った者を見ていないからな、途中で皆、廃人となり動かなくなった、貴様は耐えられるか?死の運命を」

快「………なんでそんなこと知ってるんですか?」

?「それは我が最上位悪魔………サタンだからだ!!!」


 さすがの僕でも知っている、サタン、地獄の王、それが事実ならとんでもない状況だ、逃げるか?それとも…………


サ「それとも我と戦うか?」

快「………全部お見通しですか」

サ「………フッ、なら……………死ね」


 放たれる炎に避ける術などない………苦しい………けど………死ねない………???………確かに死ぬほど苦しい、なのに全く死ねない。


サ「当然だ貴様は廃人となるまで苦しんでもらう」

快「………ガハッ………僕は……貴方になにかしましたか?………グフッ」

サ「我と戦うのだろう?だったらこれくらい抜け出せるだろ」


 馬鹿言うな!………こんなのどうやって………!?また火力が上がる。悶えることしかできない………このまま廃人になるまで終わらないそんなの耐えられる訳がない。苦しさのあまり倒れ込むと炎が消え去る。


快「どう……して………!?」


ボオッ


 また体が燃え始める。苦しい………苦しい………どうしてこんなことを………また倒れ込むと炎は消える


サ「………貴様に憑いてるのはなんだ?」

快「なんの………こと………」


 サタンはまた炎を放つ、さっきの炎とは比べものにならないほど大きな炎だ。完全に殺す気で放ってくる………まずい!?その刹那僕の周りを光が覆い炎をかき消した。


サ「………おもしろい」

快「もうやめてください!」

サ「それは無理だ」


スッ

ドクンッ


 光が消え、僕の心臓が跳ね上がる………うおぇ………なんか急に………吐き気が………ウェ………

 血と共に内臓のような物を吐いてしまう。


快「はぁはぁ、これは!?」


バタッ


サ「………貴様の心臓だ………じゃあな」


グシャ


 僕は死んだ………目を開けると周りは炎に包まれていた。


快「まさか!?」

サ「そのまさかみたいだな」


スッ………ガシッ


?「………やめなさい」

サ「………こんな所までなんのようだ?」


 サタンの手を掴んだのはどこかで見た狐のような化け物だった。


?「コイツには仮がある」

サ「………だったら貴様が代わりに死ね」


スッ

ボオッ


 化け物は燃えることなく、吐く様子もなかった。そして目をぎらつかせると一瞬で炎を消し去った。


?「………おい」

快「えっ」

?「仮は返す、もう帰れ!」

?「ここは貴様の来るところではない」


スッ


 狐の化け物は手をかざすと光を放ち世界を白く染める。眩しさのあまり目を閉じる………………目を開けるといつもの僕の部屋だった。

 僕は手の甲を見ると6/100と書かれていた。


快「…………夢じゃないのか」










ハクマです!なんとかかけた!2個かけてよかった!明日は仕事なので一個でもかけたらいいな!見てる方はこれからもどうかよろしくお願いします!

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