15回目
僕は死んだ………****に殺された。なにもできなかった、あいつ強すぎんだろ………
目が覚め、手の甲を見ると14/100と書かれていた。………ここは闘技場のままか?
?「蘇ったか………」
快「!?」
****はすぐそこにいた。今回ばかりは部屋に戻して欲しかったな………
快「………」
?「これからどうする?貴様はまだ立ち向かうか?」
快「………この異変は止めたい………だけど……」
?「………そうか……つまらんな」
再び手を上げる****はゴミを見るような視線をこちらに向け、その手を僕の首にかざし、今!切り裂かれる!
ガキン!!!
?「………なんの真似だ」
主「………お前こそ誰だ?」
快「………主様さん?」
?「………はぁ……では貴様も殺すか」
シュン!
グサッ
主「……ぐっ…やはり強いな………だが!」
ガシッ
主様は刺された腕を無理矢理掴み、妖刀で****を斬りつける………だが……
****は刀を指で弾き返し、腕で体を引き裂く。
ザシュッ
?「たわいない」
主「………はぁはぁそいつはどうかな!?」
?「………」
主様の体は再生していたがそうとう疲弊していた。****はあいかわらずの表情で何度も何度も主様を引き裂いた。
?「はぁ……もうよい……きえろ」
そう言い放った瞬間、主様の体が消滅していく………
あいつでもダメなのか………
主「いや!まだだ!!」
グサッ
主様は自分から腹を貫き、消滅する体を止めた。あれも妖刀の力なのか?
だがそうとうダメージがあるのか膝から崩れ落ちる
主「はぁはぁ………くっ……」
?「どうやらここまでのようだな」
主「………おい!てめぇも手伝え!」
快「え!?……なこと言ったって!」
主「俺が隙を作る、てめぇはこれを使え!」
妖刀を渡された……………また死ぬかもしれない、だけど今を切り抜けるにはこれしかない
ガシッ
妖刀を握り締め****と向き合う。体に力が流れ込み、制御不能になる感覚だ。
…………倒す!それだけでいい。
?「妖刀に飲まれたか」
快「………」
主「無視してんじゃねぇ!」
ブンッ
?「邪魔だ人狼」
主「なっ!?」
パチン!
****が指を鳴らすと主様は気を失ってしまった。その隙に快は****の間合いに入り、妖刀を斬りつける。
スカッ
快「?」
?「遅い」
ブンッ……スカッ
ブンッ……スカッ
ブンッ……スカッ
何度やっても当たらないそれでも妖刀に身を任せ、振り続ける。
?「………飽きたな」
快「………」
パチン!
快「………え?」
バタッ
一瞬、正気に戻ったがすぐに気を失ってしまった。結局勝てなかったな………
?「………こいつの呪いは厄介だな………消しておくか」
雪「そうはいきません」
?「………なんのようだ氷の魔女」
彼らが気を失っている間、どこからか雪女がやってきていた。彼女は2人の前に立ち、周りを氷で覆った。
雪「あなたを止めにきたのです………もう帰りなさい!」
?「………」
雪「サタンも来てますよ」
?「………はぁ、わかった」
シュン
雪「ふぅ……なんとかなりましたね、快さん無事ですか?」
快「………」
雪「気絶してるだけみたいですね……それにしてもなんであれがここに………」
………………………………数時間後
………はっ!?僕は死んだのか?手の甲見たが数字は変わってなかった、なにがあった?
まわりを見渡すが****はもういなかった。
主「起きたか………」
快「あ、お前!」
主「……」
快「あいつは………」
雪「帰りましたよ」
振り返ると雪女さんがいた、いつのまに来たんだこの人?それにしても帰ったって………
快「あいつはいったい……」
雪「………多分もう会うことはないでしょう、知らなくても大丈夫です、それよりケガはありませんか?」
快「はい……なんとか………」
雪「それはよかったです……………さて」
主「………」
雪女さんは主様の周りを氷で覆い、怒ったようすで彼の前に立ちはだかった。
雪「こんなことをしてただですむと思っているのですか?人狼……」
主「………ぐっ」
雪「反論の余地もありませんか……では死んで詫びなさい」
スッ
主「諦めてたまるか!!!」
快「なっ!?」
ガシッ、シュン!
主様はものすごいスピードで僕を捉えると、一瞬のうちにこの城を去った。
雪「………快さん」
…………………………
ここは?僕は連れ去られて…………
どうやらここは塔の上みたいだ下を見下ろすと雲が地上を隠していた。
グサッ
快「………は?」
バタッ
刺された…体に力が入らない、腹の中から血が流れ出てくるのがわかる……
最後の力を振り絞り、顔を上げると主様の姿があった。
快「………お前」
主「こっちもギリギリなんでな!お前の血肉……ありがたく頂戴する」
そう言うと主様の姿はみるみるうちに狼へと変わり、やがて完全に人狼となっていた。
本当に人狼だったのかよ………こっち来るんじゃねぇよ………
意識が朦朧とする中、僕の体はどんどん食われていく。その痛みを感じながら僕は死を遂げた。
………………………………
目が覚めた!手の甲には15/100と書いてある。死んだことを確認し、周りを見るが相変わらず塔の上にいた、もちろん人狼もすぐそこにいる。
狼「ゾンビかよお前」
口の周りが血まみれで涎をたらす人狼は妖刀を握りしめ僕の前で構え出した。
今の僕にできることはない……強いて言うなら雪女さんがここに来てくれるのを祈り、耐え忍ぶことだ。
狼「逃げ場なんてねぇぞ!お前が死ぬまで永遠に喰らい尽くしてやる!」
快「………くっ………!?」
戦いが始まる前にだんだんと霧が深くなってきた。白く深い霧の中で足音が2つ聞こえる。
シュン………バシッ!
人狼が霧の中、僕の方に突っ込むがなにかに遮られ、妖刀を弾き飛ばされる
狼「………誰だおめぇ」
快「君は………」
霧が晴れ、月の光でその子の姿がはっきりと映し出される。
そ「助けに来ましたよ!快さん!」
ハクマです!
サボりすぎた!待ってた方がいたら本当にごめんなさい!ネタとしてどういう話にするかめっちゃ悩んでしもうた!
続きはちゃんと書くんで、よければまた見てください!




