6話 潜入工作
執事評価見てね!評価してくれたら泣きながら飯食って「めんぼくねぇ、めんぼくねぇ」って言いながら食べますwww
6話 潜入工作
「おい、あいつだってよwww」
「マジ?あのfランクが?」
「おうwww」
fランクfランクとは俺とレストのことだろう、恐らく遅刻したことを嘲っているようだが、
同じクラスなんだからお前らもfランクだろうが――と叫んでやりたい。そして殴りたい
「うおッwww睨まれたw」
まあああいう馬鹿は放っておいた方が身のためだ。
そう考えていると、
「よう、劣等生」
そこには先ほど気絶させた男がいた。
こいつはどうやらBランク、かなりの腕利きらしい。
わざわざ下まで走って来たのか……
「さっきはどうもご迷惑をおかけられましたさっさと戻れください」
正直面倒なので早く帰ってもらいたい。
「あ!?俺様を怒らせたな!?イライラに乗せられちまったかwwww」
周囲でざわめきが生じる。
レストは必死に笑いをこらえている様子だ。
「そりゃ友達殴られたらイラつくでしょ」
「さっさとその口を閉じないとよぉ⁉―――
「やべっ」
周囲に轟音が鳴り響いた。その発生源はもちろんこいつ。
バカにされて上から自分の指一本を代償にしたパンチを繰り出してきた。
代償が少なすぎるだろ。
本気で殺したいなら命でもなんでも代償にしろ。
もちろん避けるのだが、当の本人はかなり痛かったようで、
「ぎゃああああ⁉ゆ、指、指があああ⁉」
……バカだろこいつ。痛みにも耐えられないのか。
「さっさと帰れ授業の邪魔だ」
そういいながら出てきたのは教師・・・・・って、どっかで見たような――
「あ」
そこには主君が立っていた。
「れ――⁉」
大声を出すところで主君がものすごい速度で打撃魔法を放ってきた。
「がッ⁉」
その魔法はちょうど俺の頭に直撃して、気絶しかけて、授業の内容すら頭に入ってこなかった。
「どういう事ですか⁉」
「来ちゃった★」
軽々と返答しているのはわが主だ。
「遊びで潜入工作しないでください」
「教師ちょっとなってみたかった」
「理由になりません」
ここは主君の結界でそのが見えないようになっている。
「いいので早く帰ってください!任務は受けますから!」
組織のトップがこんなとこにいていいのやら……
今年最後の第6話、いかがでしたか?それでは皆さん、よいお年を!




