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第 十九 回

 二、三日で分かった。黄色が濃い黄緑色になった、理由。緑は信号だと進めの色。黄色は注意。

 大食いのときに座る用のイスに触れてなった。

 変装がストレスになっているから、その辺に注意をして進行をせよって意味って考えると筋が通るなって感じた。


 閻魔様が念写で描き取った山の絵と印。山の場所も口で教えて貰っていて、あっさり着いた。

 イベントだとも、聞いていた。

 〈山登り、名産品集め競争大会〉

 過酷な大会。カゴを背中に背負ってその土地の名産をドンドン貰って走り回る。

 地図を渡され、一番早く、全てを得た人が優勝。


 木彫りオジさん/熊子ちゃん・饅頭/あえて、わざとしょっぱい魚の干物/キノコグラタン/池近くの牧場・ハムなどが、ある。

 お土産の商品が、あるのは途中の休憩場所の村のどこか、だ。で、ゴールまでに村は三つだ。


 木彫りオジさんは林業をやっている人などに質問をすると、村で木彫りオジさんを作っている、オジさんの場所を知っている人に教えて、貰える。熊子ちゃん・饅頭だとお茶屋をやっているような人に聞くと、分かる。


 私と鬼襞さんと、予備見さんは、もう大会はスタートが済んでしまっていたので、妖魔化しないように様子を見ながらゴールを目指す。もちろん、妖力点も捜している。

 途中、選手の人をタッチすると、ブワッ。真っ赤になってしまった。どうやら反応の中心は靴みたいだ。赤にちょっと茶色が混ざったような色。他の選手を触っても、なる。

 もうすぐゴールなので最後まで行くことに…。

 私は、話し掛けた。「予備見さん」

「えっ?」鬼襞さんは、別のグループみたいな感じの状態の人たちの側にいる。

「私、予備見さんのこと能力とかも高いし、被害も減ったから、すごいって思ってる」

 私と鬼襞さんだけじゃ、仕事をするだけなだけで手いっぱいで予備見さんがもたらした結果に行き着くのは中々、無理だっただろう。

「けど、鬼襞さんのこと私も気になっているから、ゆずれない」

 予備見さんは肩をちょっとキュッとして受けとめた。

「大丈夫…分かってた。冬美さんと鬼襞さんを見て」

「ええっ…」どう返せばいいんだろう、この会話。…必ず負けるバトミントンみたいに棒立ちになりそうになっている。

「それでも今はまだ、可能性を信じていたい」

「うん…」

 予備見さんは大人だな。それに比べて私は自分の人生のハンドルも握れないガキだ。なぜなら上手く把握することが、分からないからだけど。

 まあ、でも話して良かった。結構、すっきり仕事出来そうだ。油断したら、死ぬけど。

 ゴールしてから、参加者は言った。「この内容なら、普通に旅行でいい。普通にお土産ショップへ行きたい」参加者たちは妖魔化した。二十一、二人いる。



                    続く



次は、明日投稿が、予定です。

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