隆一朗と聖詞
読んで戴きましたら倖せでございます。
毛布に埋もれた二人は、満たされて抱き合い眠っていた。
ふと、隆一朗は目が覚めた。
服を着ると裏庭に出た。
家の陰から、もう一人の藤岡聖詞が姿を現した。
「そろそろ現れる頃だと思ってた」
「お待ち戴けて光栄だよ
何処に逃げてもボクには関係無いのに」
「逃げた訳じゃない
瑞基をキミから守る為だよ
随分、見境がなくなって来たみたいだから」
「そんな悠長なこと言ってていいの?
キミはもうすぐ死ぬんだよ」
「それはキミも一緒だよ
ボクが死ねばキミも消滅する」
隆一朗は咳込んだ。
「最後の瞬間までボクは諦めないよ」
隆一朗は言った。
「それはボクも同じだよ」
聖詞は煙になった。
「隆一朗? 」
瑞基が隆一朗を求めて硝子のドアを開けた。
「隆一朗、話し声が聞こえたけど、誰と話してたの? 」
隆一朗は振り返ると笑って言った。
「独り言」
「こんな処で? 」
「雪が降りそうだなと思って」
隆一朗は夜空を見上げた。
「風邪酷くなるよ
戻った方がいい」
「そうだね」
隆一朗はドアを閉めると、瑞基の車椅子を押した。
瑞基は心配そうに言った。
「寒くなかったの? 」
「少し」
「ダメじゃん!
思い出した、オレ風邪薬持って来たよ」
「顆粒のは飲みたくないなあ」
「贅沢言わないの」
瑞基はバッグから薬を出すとキッチンに行って水をグラスに汲んで隆一朗の前に差し出した。
「飲むの? 」
隆一朗は嫌そうな顔をして薬と水を受け取った。
「酷くなったらどうするの」
瑞基は隆一朗を見据えた。
隆一朗は仕方なく従った。
「不味い」
隆一朗は舌を出して眉間に皺を寄せた。
瑞基は隆一朗の額に手を当てた。
「熱あるじゃん! 」
「そお? 」
隆一朗は自分の額に手を当てた。
「確かにちょっと熱っぽいかも」
「体力がある内にベッド戻してよ
ちゃんと休んだ方がいい」
隆一朗は瑞基の勢いに押されて苦労してマットレスをベッドに戻した。
瑞基が車椅子を操作しながらシーツと毛布を整えた。
「今日からマッパで寝るの禁止
オレのパジャマ貸すから、それ着て寝て」
「大袈裟だなあ」
隆一朗は渡された瑞基のパジャマに着替えた。
「はい、ベッドに入って
今日はもう寝てね」
「はいはい」
隆一朗は従って、ベッドに入った。
瑞基は満足げに隆一朗の傍に車椅子を近付けて、隆一朗が眠るまで見守った。
読んで戴き有り難うございます。
RAZORが新譜だしました‼️
てっちが脱退して、新たなドラマーを迎えて新星RAZORがアルバム引っ提げて復活❗
もう、半年余り新譜出さなくて元気なかったので方翼もがれたみたいに、私も元気でませんでした。
そしたらアルバム作ってて、やったぜ‼️
暫くYouTube見てなかったので、一ヶ月前にリリースしていたようです。
IZAくん、相変わらず可愛かったです。
少しドラムの音、軽くなったかな。
てっち上手かったですからね。
作曲もできたし。
本当に大きな痛手でした。
アルバム聴くの楽しみです。
聴いた曲はちょっと、古き良き時代のヴィジュアル系で流行ってたような曲調で、多分そこ狙ってるんじゃないかなあ。
はい、めちゃカッコ良かったです。




