第八章-2 迫る選択
五人は立ち止まり、振り返った。やはりイッカは壁に挟まったままである。五人は動きを止めた。動きを止めても何も始まらないのに。
五人が動揺していると、足音が聞こえた。
「ドン!!」
凄まじい衝撃音とともに、壁に穴が空いた。
「来た!」
カンサが叫んだ。五人は戦い始めた。「ハイポンプ!」「バースト!」五人は技を連発するも、なかなか倒せない。
「お前らなどこの程度か!!」
敵は笑った。メラーはそいつの階級を見てみた。馬兵だ。だが、馬などを連れているわけではない。他の四人はそんなことに目もくれず、戦っていた。敵は、なんとかなり疲労していた。メラーも攻撃に加わり、五人で必死に攻撃をした。すると、敵は、倒れた。
「ううう、油断しちまった、、ぜ、、」
イッカたちは安堵した。
「こいつに、勝ったんだ!」
だが、それをメラーが止めた。
「ちょっと待って、、!こいつの階級は、ーー」
イッカたち五人は、あまり聞き取れなかった。
メラーが言い終わるや否や、敵は急に笑い出した。
「ハッハッハ!お前の言うことは正解だ!俺は死なない!お前らもとっても弱かったぜ!!」
敵は服のポケットから何かを出した。
「あ、あれは!」
男性が言った。
「ん?んんん?こいつはどこかで見たことがあるぞ!」
敵は男性に向かって言った。だが、男性も負けていない。
「お前のいる、ダーカーから、お前らのおかげでで、逃げ出したんだ!」
敵はその声も効かず、叫んだ。
「馬よ、出てこい!」
その叫び声と同時に、天井から馬が現れた。それはとても強そうだ。
「こいつ、馬まで持っているなんて!」
カンサは言った。五人は馬と戦い始めた。しかし、馬は見た目以上にとても強かった。敵は笑った。
「お前らは、こんなになってでも勝ったと言い続けるんだな!」
敵の言葉は正しかった。五人はその隙をついた攻撃に、完全に疲労していた。
「ハァ、ハァッ、、、」
イッシは緊張感の中、前線で戦い続けた。馬は広範囲に強力な技を使う。
「ガハッ!」
前線で戦っているイッシは、血を吐いていた。その頃、イッカは壁に挟まれながらささやいた。
「う、うう、壁のせいで、なかなか止血しない、、、だが、、俺は、、俺達は、、、死ぬ覚悟で今までやってきたん、、だ、、、ここで、、負けるわけには、、いかない、、何としても、、、勝たなければ、、、」
その時!いきなり大きな音が鳴った。
「グシャッ!」
その音とともに、敵、そして馬は大ダメージを受けていた。五人はイッカの方を振り返った。その時、イッカには何が起きていたのか、、!
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