第10話 大切な人
お久しぶりです!
恋愛ゲームの様な小説を久々に書きたくなったので書いてみました!
ヒナヤルートは次でラストです!
暁人は外に出てジョギングをしていた。
「ふぅ!」
暁人は水を飲みながら空を見ていた。
「あっ!暁人!」
後ろからヒナヤの声が聞こえた和樹は振り向いた。
「よう、どうしたんだ?」
そう暁人はヒナヤに聞いた。
「今日、暇なんだしデートしない?」
そうヒナヤは暁人に言った。
「ああ、そうだな」
そう言って暁人は片手にカバンを持ちながら言った。
ーーーーーーー
暁人はゲームセンターでヒナヤとプリクラを撮っていた。
「ねぇ、暁人」
ヒナヤは暁人に話し掛けた。
「ん?」
暁人は片手にジュースを飲みながらヒナヤを見た。
「ぼくがもしも暁人の側に居なくなっても悲しまないでね」
そうヒナヤは暁人に少し笑顔で言った。
「何言ってんだよ」
そう言って暁人はヒナヤの頭をぐわぁしぐわぁしと強く撫でた。
「やめてよ!」
そうヒナヤは暁人から逃げて言った。
「そのわりに嬉しそうだな」
そう言って暁人はジュースを飲みながら言った。
ーーーーーーーー
暁人は部室で本を読んでいた。
「ねぇ、暁人」
ヒナヤは暁人に話し掛けた。
「ん?」
暁人はヒナヤを見た。
「明日姉さんが帰るけど一緒に見送りに行かない?」
ヒナヤは暁人にそう聞いた。
「急だな」
暁人はそう言って片手に本を持ちながら言った。
「ごめんね今日姉さんから聞いたから」
ヒナヤはそう言って暁人に謝った。
「なら、お別れ会をするか」
暁人はそう言って片手に持っていたスマホでメモリーフレンズの仲間達にメールをした。
ーーー次の日ーーー
「何?ヒナ私に見せたい物って?」
ミズハはヒナヤに手を引っ張られながら聞いた。
「おっ!来たみたいだな!」
暁人はそう言って男子寮の食堂の扉を開いた。
「ミズハ姉さんのお別れ会の始まりだ!」
そう高志は壁に貼られた長い紙を指差して言った。
「飲み物持って来たよ!」
岩杉と紅葉は両手にジュースを持って来て言った。
「何々?どういう事?」
ミズハは全員に聞いた。
「俺達メモリーフレンズからのミズハ・エンシェルのお別れ会の始まりだ!」
高志はそうミズハに言った。
「そうだったのね」
ミズハは片目から涙を流しながら笑顔でヒナヤに抱き付いた。
「姉さん?」
ヒナヤはあたふたしながらミズハに戸惑っていた。
「暁人、ヒナヤを頼んだわよ」
そうミズハは笑顔で暁人に言った。
「はい!ヒナヤは俺が守りますから!」
そう暁人は笑顔で言った。
~次の日~
暁人とヒナヤはミズハを空港まで見送りに向かった。
「何か俺達も見送りに行けばよかったな」
そう郷鬼は言った。
「でも仕方ないよ」
凜樹は片手にコーヒーを飲みながら言った。
「ああ、大勢で行くよりヒナヤとルームメートの暁人が適任だろ」
そう高志は言った。
「そうか」
郷鬼は納得してチャーハンをガツガツと食べていた。
~空港~
暁人とヒナヤはミズハの見送りを終えて寮に帰宅しようとしていた。
「ねえ、何か皆に買って帰らない?」
ヒナヤは暁人にそう言った。
「必要ないだろ」
暁人はそう言ってヘルメットをヒナヤに渡した。
「帰るぞ!」
そう言って暁人は駐車場に停めたバイクに乗りアクセルを回した。
~次の日~
暁人とヒナヤは学校の帰りに商店街で仲間達と食べる茶菓子を買いに向かった。
「最近皆と話する機会がないね」
ヒナヤはそう暁人に笑顔で言った。
「そうだな」
暁人はそう言って歩いていた。
すると前から黒いフードを被った男がゆっくりと暁人に向かって歩いてきた。
暁人はヒナヤが男とぶつかりそうになりそれを避けた。
「ひっひっひひひひ!死ねえ!」
男は大声で叫びヒナヤにナイフで刺そうとした。
暁人は自身の体を盾にして男のナイフを右脇腹に刺さったまま男の片腕を掴み背負い投げを決めた。
「俺の彼女に手を出すんじゃねえ!」
暁人は片手を拳にして男を殴った。
男はその一発を喰らい気絶した。
暁人はふらふらになりながらナイフを脇腹から抜いた。
白いシャツはだんだん血で染まっていた。
「暁人!しっかりして!」
ヒナヤは暁人の脇腹をハンカチで押さえた。
だが血は止まらなかった。
「大丈夫だ!気にすんな」
暁人はふらつきながらそう言った。
「暁人?どうしたんだ?」
ヒナヤは後ろを振り向くとメモリーフレンズ部のメンバーが立っていた。
「凜樹!救急車呼べ!」
高志はそう凜樹に命令した。
「うん!もしもし病院ですか?けが人が・・・・・」
~?~
暁人は夢を見ていた。
「貴方はまだ死んではダメだよ」
そう一人の少女は暁人の脇腹に触れた。
脇腹の傷跡は完全に塞がった。
「また会えるといいね」
~現実~
暁人は目を開けると白い部屋に薬品の匂いがする部屋に居た。
どうやら病院の様だ。
暁人は起き上がるとヒナヤがベッドの横で寝息を立てて寝ていた。
「あき・・暁人?」
ヒナヤは目を覚まして暁人を見た。
「よう、目覚めが遅い姫さんだな」
暁人はそう言ってヒナヤの頭を優しく撫でた。
「バカバカ!死んじゃったかと思ったんだよ!暁人が死んだらボクすごく嫌なんだよ!」
ヒナヤは涙を流しながらそう言った。
「本当にごめんな」
そう言って暁人は松葉杖を片手に病院内を歩こうとした。
「ダメだよ!まだ寝てないと!」
ヒナヤはそう暁人に言った。
「大丈夫だ!もう完全に治ったから!」
そう言って暁人は無理しながら病院の中庭に向かった。
~中庭~
暁人はヒナヤと話をして自分の中で言いたい事が一つだけあった。
「ヒナヤ」
暁人はヒナヤの名前を言った。
「何?」
ヒナヤは暁人を見た。
「高校を卒業したらさ、」
「卒業したら?」
ヒナヤは暁人をじっと見た。
「結婚してくれないか?」
暁人の一言にヒナヤは目から涙を流しながらこう言った。
「はい!」
ヒナヤは涙をぽたぽた流しながら暁人に抱き付いた。
暁人は優しく抱きヒナヤの唇にキスをした。
続く
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