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戦場のどん詰まりで椅子を並べるだけの俺が、人々の心を休ませている話 ~戦果ゼロ職、数値にも記録にも残らない“水平”の仕事~

作者:御門
【戦場の端、誰にも知られず。だが俺が整える「水平」が、人々の崩壊を止めている】

この世界は、殺し合いの数だけが価値だった。
誰もが「強さ」を急かされ、摩耗し、泥に沈んでいく地獄。

そんな戦場のどん詰まりに、戦いとは無縁の「空白」がある。
戦火の届かぬ場所ではなく、戦火のただ中に置かれた、奇跡のような静寂。
そこにあるのは、数ミリの狂いもない水平な机と、並べられた椅子。

それは、戦うことを捨てた一人の男が守り続ける、静かなる秩序。
男はただ、地響きの中で椅子を並べ、机を拭き上げ、闇を待つ。

訪れるのは、名を知られた者も、そうでない者も。
最前線で心を削られ、もう一歩も進めなくなった人々だ。
彼らはこの「空白」の前でだけは、殺意を置き、
ただの人間へと戻っていく。

一歩外に出れば、また地獄が始まる。
だが、彼らがボロボロになって戻ってきた時、
そこが「いつも通り」でなければならない。

これは、歴史に記されることのない「静寂」の傍らで、
狂った世界の重心を繋ぎ止める、一人の男の記録。

――さあ、今日もまた、戦火の赤みが消えた闇の中で、椅子を整える。
第1話 戦場の端
2026/01/10 05:39
第2話 立ち止まった理由
2026/01/10 05:39
第3話 椅子に座る
2026/01/11 02:26
第4話 見ている者
2026/01/11 20:45
第5話 湯のある場所
2026/01/11 20:45
第6話 そこにある場所
2026/01/11 20:45
第7話 繰り返される席
2026/01/13 00:18
第8話 香りがほどける
2026/01/14 00:58
第9話 空いたはずの椅子
2026/01/15 00:06
第10話 増えたもの
2026/01/16 02:37
第11話 誰も来なかった日
2026/01/17 21:10
第12話 戻れなかった理由
2026/01/18 11:10
第13話 店と呼ばれた場所
2026/01/19 07:10
第14話 最初の店の話
2026/01/20 07:10
第15話 戦場の端
2026/01/24 07:10
第19話 最初の客
2026/01/28 07:10
第21話 三人
2026/01/29 07:10
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