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盟友

修一


「謎ばかりだ。」


桐生巌


「……。」


修一


「何故。」


修一


「封印具が無い。」


修一


「それに。」


修一


「結界核が。」


修一


「何故むき出しのまま。」


修一


「あの屋敷地下にあった。」


夜風。


煙草の煙が流れる。


桐生巌


「社は?」


修一


「……。」


桐生巌


「荒らされた後。」


桐生巌


「何かあったのか?」


修一


「それが。」


修一


「親父と宗方のおっさんが見た限り。」


修一


「荒らされた形跡は無かったらしい。」


沈黙。


巌止まる。


桐生巌


「……そうか。」


修一


「お前んとこは?」


桐生巌


「まだ。」


桐生巌


「そこまでじゃない。」


桐生巌


「だが。」


桐生巌


「綻び。」


桐生巌


「歪み。」


桐生巌


「両方来てる。」


修一止まる。


修一


「……か。」


桐生巌


「嫌な流れだ。」


修一


「あぁ。」


修一・巌


「はぁぁ~~~……。」


二人同時に肩を落とした。


夜だけが静かだった。

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