〖贈り物〗
真奈
「今日はここまでだ。」
真奈
「また明日な。」
蓮
「明日もあるのか……。」
鷹臣
「骨折もう嫌だ。」
一樹
「分かった。」
海斗
「よろしく~。」
玲央
「またな。」
帰ろうとした時。
和真
「う~~~ん。」
杏奈
「あら。」
杏奈
「和真起きたの?」
由美
「帰るわよ。」
和真
「うん。」
和真は病室を見る。
和真
「あの兄ちゃんは?」
和真
「寝てるの?」
胡桃
「うん。」
胡桃
「疲れちゃったんだって。」
和真
「そうなんだ。」
少し考える。
そして。
和真
「あっ!」
和真
「待って!」
由美の腕から降りる。
トテトテ。
紫苑の所へ行く。
じーーー。
紫苑を見る。
和真
「…………。」
和真
「疲れちゃったのか。」
和真
「じゃあ。」
和真
「これあげる。」
和真は紫苑の手を握る。
淡い黄色。
小さな霊力。
ゆっくり流れる。
和真
「うん!」
和真
「これで起きたら元気になるよ!」
真奈
「…………。」
真奈
「あ~~。」
真奈
「そう……だね。」
真奈
「よくやった。」
和真
「えへへへ!」
和真
「お兄ちゃん達バイバーイ!」
和真
「また明日ね~~!」
大きく手を振る。
静寂。
真奈
「桐生。」
蓮
「……あ?」
真奈
「多分。」
真奈
「氷室起きたら。」
真奈
「全身痛い。」
病室止まる。
真奈
「頑張れ。」
蓮
「は?」
真奈
「じゃな。」
ガラッ。
扉が閉まる。
沈黙。
蓮
「待て。」
蓮
「何で俺なんだ。」
玲央
「付き添い。」
海斗
「頑張れ。」
鷹臣
「お疲れ。」
一樹
「南無。」
蓮
「裏切り者ォォォ!!!」




