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〖贈り物〗
胡桃は顔を上げた。
紫苑と目が合う。
静寂。
胡桃
「氷室……さん?」
紫苑
「……。」
フッ。
力が抜けた。
そのまま前へ倒れる。
胡桃
「氷室さん!?」
海斗
「紫苑!?」
玲央
「おい!!」
真奈
「気絶したか。」
全員止まる。
真奈
「しゃーない。」
真奈
「胡桃。」
胡桃
「え?」
真奈
「そのまま続けろ。」
胡桃
「えぇ!?」
真奈
「残り取る。」
真奈
「その方が早い。」
胡桃
「で、でも大丈夫なの?」
真奈
「心配ない。」
真奈
「起きた時。」
真奈
「脇腹一箇所終わってた方が。」
真奈
「こいつも楽だろ。」
静寂。
蓮
「鬼だ。」
鷹臣
「ヤバ。」
真奈
「あ?」
真奈が見る。
蓮・鷹臣
「…………。」
二人とも首をブンブン左右に振った。
海斗
「命惜しいな。」
玲央
「賢明だ。」
胡桃
「じゃ……じゃあ。」
胡桃
「続けます。」
胡桃は紫苑を見る。
紫苑は気絶したまま。
胡桃
「お疲れ様。」
小さく呟く。
そして。
再び霊糸を入れた。




