表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/193

〖心の奥〗

由美は静かに紫苑を見る。


そして。


椅子を引いた。


紫苑と同じ目線まで座る。


病室が静まる。


由美


「あなたは。」


静かな声。


由美


「分からないのよ。」


紫苑止まる。


由美


「何が正しいか。」


由美


「何が間違いか。」


由美


「どう生きればいいか。」


由美


「だから。」


由美


「命令が絶対だった。」


沈黙。


由美


「違う?」


誰も動かない。


紫苑


「……。」


言葉が出ない。


由美


「自分で決める前に。」


由美


「誰かが決めてくれた。」


由美


「だから従った。」


由美


「そうするしか無かった。」


静寂。


紫苑の指先が僅かに動く。

由美は静かに立ち上がる。


そして。


神崎組全員を見る。


由美


「氷室くんだけじゃない。」


静寂。


由美


「あなた達。」


由美


「皆違う。」


全員止まる。


由美


「自分で選んだ人。」


由美


「誰かの為に選んだ人。」


由美


「仕方なく立った人。」


由美


「全部違う。」


静かな声。


由美


「でも。」


由美


「皆。」


由美


「守る為に立ってる。」


病室が静まる。


由美


「私はそう見えたわ。」


沈黙。


海斗


「……。」



「……。」


鷹臣


「……。」


玲央も黙る。


一樹だけ静かに由美を見る。


紫苑


「……。」


由美は笑った。


由美


「だから。」


由美


「皆は大丈夫。」


全員止まる。


由美


「普通の祓いで治る。」


静寂。


そして。


由美は紫苑を見る。


由美


「でも。」


由美


「氷室くんだけは別。」


病室凍る。


由美


「胡桃。」


胡桃


「……!」


由美


「お願い出来る?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ