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祓ノ血族(はらいのけつぞく)  作者: ハルヤ
第3章〖接触〗
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〖言葉〗

静寂。


玲央が胡桃を見る。


玲央


「……苦しそうって。」


玲央


「何?」


玲央


「哀れんでんの?」


止まる。


胡桃


「っ……!」


胡桃


「ち、違います!!」


全員見る。


胡桃


「ご、ごめんなさい!!」


胡桃


「言葉……。」


胡桃


「間違えました……。」


しゅん。


胡桃が俯く。


病室沈黙。


海斗


「いや。」


海斗


「そんな責めてねぇだろ。」



「玲央お前。」


鷹臣


「泣くぞ。」


玲央


「俺!?」


由美は小さく笑う。


由美


「胡桃。」


胡桃


「……。」


由美


「大丈夫。」


由美


「ちゃんと伝わってるわ。」


胡桃が顔を上げる。


由美


「この子。」


由美


「言葉は苦手だけど。」


由美


「嘘つけないの。」


杏奈


「クスクスクス。」


胡桃


「お母さん……。」


紫苑だけが黙って見ていた。

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