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〖いつもの風景・転換点〗

夕方。


冠崎家。


玄関。


ガチャ。


修一


「ただいま。」


真奈


「おかえり。」


陸斗


「おかえり。」


隼人


「腹減った~~。」


由美


「おかえりなさい。」


いつもの風景が広がる。


修一


「神崎組。」


全員止まる。


真奈


「どうだった?」


修一


「神崎。」


修一


「月島。」


修一


「黒崎。」


修一


「桐生。」


修一


「蛇塚。」


修一


「一般病棟移動。」


胡桃止まる。


修一


「氷室も。」


修一


「明日には移るだろ。」


胡桃


「良かった。」


修一は座る。


修一


「問題は。」


修一


「退院後だ。」


空気変わる。


修一


「本邸は半壊。」


修一


「地下壊滅。」


修一


「今まで通りは無理だ。」


陸斗


「別荘は?」


修一


「あそこだろうな。」


隼人


「で?」


修一


「それだけじゃ終わらん。」


真奈


「……。」


修一


「結界核。」


修一


「封印具。」


修一


「綻び。」


修一


「全部残ってる。」


静寂。


修一


「退院したら。」


修一


「一旦。」


修一


「私達は引く。」


胡桃


「え?」


修一


「神崎組には。」


修一


「神崎組の日常がある。」


修一


「整理する時間も必要だ。」


真奈


「……だな。」


修一


「その後だ。」


修一


「親父と話す。」


修一はリビングにあるソファーに座る。


「ふ~~~~~。」


「やれやれだ。」

由美


「お疲れ様でした。お茶入れましょうか?」


修一


「ああ。ありがとう。」


修一


「お前達。」


修一


「土曜。」


修一


「雄一と伊織連れて。」


修一


「じいちゃん家行くだろ?」


陸斗


「あぁ。」


修一


「その時。」


修一


「私と真奈も行く。」


真奈止まる。


修一


「結界核戻さにゃならん。」


空気少し変わる。


修一


「挨拶もある。」


修一


「久々に顔出さんとな。」


陸斗


「あ~~。」


陸斗


「りょ~か~い。」


隼人


「マジか。遊べないのか。」


ガッカリする。


修一


「お前な~~。終わったら遊んでいいぞ。」


隼人


「いや、なんか違う。」


雄一と伊織・和真がお風呂から上がる。


雄一


「父さんおかえり!」


伊織


「お帰りなさい。」


和真


「おか~えり~~!」


修一


「ただいま。」


雄一


「今度、じいちゃん家行く!」


伊織


「俺も。」


和真


「僕も行きたいーー!!!」


修一


「あはははは。」


「そうだよな。和真も行きたいよな。」


「そうだな~~。まーいいだろ。じいさんも喜ぶだろ。」


雄一・伊織・和真


「やったーーー!!!」


修一


「車の運転は陸斗な。」


陸斗


「げっ。」


真奈


「なんだよ。げっ。って。」


陸斗


「じいちゃん家遠いじゃん。途中で隼人交代な。」


隼人


「うわ~、来たわこれ。」


真奈


「私が運転するぞ。」


陸斗・隼人


「やめろ!暴走車は嫌だ!!!」


真奈


「失礼な!!ちゃんと守ってるじゃないか!!」


陸斗・隼人


「あっ。そうだった。」


修一


「どっちが運転してもいい。」


修一


「無事に着けばな。」


陸斗・隼人


「親父ぃぃ!!!」


真奈


「失礼な!!!」


穏やかな雰囲気が流れていた。

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