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始祖の力を宿す者  作者: 堕落賢者
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第二話

「こら!和仁何をやってるの」


「まぁまぁ、母さんそれくらいに…」


「あなたは黙ってて!」


「はぃ…」


妻に負ける夫


「いい和仁、あまり1人で歩き回らないで心配するでしょ」


「…ごめんなさい」


「まったく、本当に心配したんだからね」


とある大型のショッピングモールで迷子になり両親に怒られている


「ほら、あなたも何か言ってよ!」


「わ、わかったわかった。和仁、母さんたちといるときはなるべく一緒にいてね?どこかに行くと心配するからさ」


「…うん」


涙を溜めているがなんとか耐えて頷く


「よかったわ。それじゃ帰りましょ」


「そうだね、帰ろうか。行くよ和仁」


母と父に両手を繋いでもらい帰る


「うん!お父さん、お母さん!!」


大きな声で言う。両親2人とも和仁の顔を見て微笑む、そんな両親につられ和仁もニコニコ笑う





そこで夢から覚めた


学生寮


「!…夢か…」


ガバッ!と音が立ちそうな勢いで上半身を起こす和仁。見たものが夢であったことに気づく


「…父さん…母さん…」


学園に入学する前、和仁は両親を失った。原因は事故で車の運転中居眠り運転をしたトラックに正面衝突。即死だった。そのとき和仁は普通の中学校で授業を受けていた。両親のことは担任の先生から報告を受け学校を早退、両親の遺体を見ることになった。正面衝突だったとはいえ頭より上はあまり損傷はなくすぐにわかった。

その後、両親の葬儀を行い和仁の保護者について親戚同士で話し合いになった。和仁は両親の遺体を見てから生きることに絶望していた。家族がいない、そのことが頭の中を巡っていた


「和仁くん、これからは私たちがあなたを育てていくからよろしくね」


父方の親戚が後見身となることになった


「…はいよろしくお願いします」


ただ、そうとしかいえない



和仁はその時中学3年だった。養父とはいえあまり迷惑を生活で迷惑をかけたくなかった和仁は雷原伊高校に行くことにした。そこは学校が所有する寮もあるからだ



そうして起きた和仁は時間を確認し登校する





教室内


いつものように完全登校時間の10分前に自分の席には着いていた。そこに冨原とみはらさんが話しかけてきた。何故か挙動不審ではあるが


「お、おはようふ、古田くん…」


「あ、おはよう富原さん」


これだけの会話となり富原さんは自分の席に戻った。その光景をみてかケイがニヤニヤしながら話しかけてきた


「おいおい、どうしたんだカズ、急に富原と仲良くなって」


「いや、あれで仲良くなったと言えるのか」


「はあ〜、わかってねーなカズ。富原が自分から話しかけるっていうことはあまりないんだよ」


「あまりないって…、じゃあ俺は?」


「噂じゃ、お前のことが好きで話しかけてるっていう話だ」


うざいニヤニヤ顔で見てくる。キレそうになるがなんとか心の中で耐えた


「そうか?」


「そうだ。あと…」


ケイが声を小さくして話し始めた


「お前に嫉妬しているやつがいるらしいぞ」


「俺に?」


「ああ、」


「お前か?」


冗談でケイが嫉妬してるのかと聞いてみたら


「ああ、そうだ」


予想だにしなかった真面目な目付きになって言う


「……え?」


は⁉︎マジか!こんな身近な知り合いに嫉妬しているやつが居た!


顔に出ていたのだろう、ケイが笑った


「そう、驚くな冗談だから」


「じょ、冗談?」


「ぷっ、ああ冗談だよ。俺は前々から富原がお前を気にかけていることは知ってたからな。それになんだよそんな驚いて」


「……お前がありえないほど真面目な顔だったからな、ガチだと思った」


「はあ、俺はいつも真面目な顔だっつうの」


「どこが?」


話していくうちに声が大きくなってきていたのだろう、周りから目線を感じた


そこで時計に目を移すと針が8:30を示しかけていることに気づく


「この話はまた、後でするから。そろそろ時間だ」


そう、言った直ぐあとに担任がドアの音を立てながら入ってきた


「わかった。また後でな」


そう言い残すとケイが戻っていった





先生が今日の事業の話をしている。確か体育祭が近々始まるからその準備をするような話だ


そんな話を聞き流しながら和仁は外の様子を眺めていた。季節は夏、猛暑とは言うほどではないがそこそこ暑い日が続いていた。女子生徒は汗でシャツが濡れ中のブラが見えたり……とかはあまりないが男子生徒が汗をかいて教室が暑苦しく、汗臭いという状況がしばしば


先生の話が終わりかけたので黒板の方を向いた。そこで少し違和感を感じる


しかし、その違和感は直ぐにはっきりとする。何故なら教壇にたつ先生が光っている……ではなく先生の前に光る球体が現れていた。それに教室内の全員が驚ている


その球体はだんだんと光が増し、次の瞬間




目の前が真っ白になった







すると



「「勇者様!」」


男女、合わさった声が聞こえ、気がつくと知らない広間のような場所にクラスメイトと担任の全員が立っており、全員の前には同い年くらいの青年と中学生のような身長の女性がこちらを見つめていた



「おお、成功した‼︎」


周りには白色のフードがついたコートのようなものRPGで言う所のローブのようなのを身につけている人達が喜んでいた








召喚!異世界!勇者!テンプレを入れました


私は初心者なので誤字脱字があったりすると思います。感想で報告して欲しいです

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