第79話 ビターエンド
今さらですけど、おれごんの物語の設定って重すぎますかね?
いえ、自覚はしているのです、少〜しだけ重いかなって。でもやっぱり重すぎるのかなって。
処女作は常時踏んだり蹴ったりですし、『2』は主人公姉妹の一角が死にますし、『4』は難病を抱え、『6』は目の前で人類が滅亡してゆきます。『2』はそもそも人類滅亡後でしたね。
この歳のせいか、それ以下を物語の障壁に据えられないんですよ。壁って、高ければ高いほどいいのかなって思っちゃう。
それを打ち破る主人公カッケーって信じて語ってゆくのですが、どうも共感してもらえる方は少数にとどまる様子。
性癖全開より、読まれること前提がいいんですかね。軽く、読後感さわやか。
でもわたしは、どこかに何らかの学びがあってほしいと思うんです。ストレス発散は他の方が書けばよろしい。
おれごんは学びを。常にもの申したい。
このエッセイだってそう、せっかく読んでくださったのだから何らか持って帰ってもらいたい。だんごむしにだって、学びはある。
そう、こおろぎだって、雨不足だって、ノイエ・サンスーシにだって学びはある。
ロボが買えなかっただとか、おれごんが太ったとか??
いや、反面教師とか言うじゃないですか。あれですよあれ。
問題は重さでした。今後どうしましょうね?
とりあえず念頭には置いて、可能であれば軽く、できなければしっかり重くしましょうか。行き着くのならトコトンまで。
ビターエンドという言葉があります。苦くったっていいんです、精神の健康にはいい。
今の時代には受け入れられにくいでしょうが、1世紀先とか、いつかまた浮かぶ瀬もありましょう。




