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【私が】お待たせ、待った?【来た!】

意外や意外。私が来た!は使っていなかった。タイトル被りナシ!ヨシ!


というわけで最終回的なサムシングです。何話になるかは未定じゃ!←は?

「貴方たち、どうも御機嫌よう。此度もこの雪女の白雪が、貴方たちの時間を頂戴しに来たわ」


:待ってた…ん?

:あっすいませんチャンネル間違えたっス!

:おかしい……ここは白狐さんのチャンネルのはずでは…?

:白狐さんのチャンネルを開いたと思ったら白雪ネキがいた。何を(ry)


「……冗談よ。ここは確かにダーリン……白狐さんのチャンネルよ。今日だけは私がメインなの。そしてゲストには当然のように風繰天音さんが来ているわ」

「は~い!御使いのみなさ~んこんにちは!プリズム☆ステラの3期生、風繰天音でっす!」


:コレ大丈夫なんか~?

@友人A:大丈夫だ。社長には許可取った。

:マジでなんでもありだな白狐さんの配信ってw

:もはや準レギュと化した天音ちゃんw

:ってかここどこ?ダンジョンには見えないんだけど……


「鋭いわね。今私達がいるこの場所は――」

ドカァァァン!


:爆発⁉なんだなんだ!?

:訳が分からないY☆O☆

:おいおいおいコレ配信して大丈夫なやつか⁉


爆発音の後に……白狐さんが姿を現した。


***

「ん。こんなんで壊れるとは。もうちょい頑丈にした方がいいと思う」

「はは、これは手厳しいね。しかし貴重な意見だ。今後の参考にさせてもらうよ」


モエを憑依して俺が今いる施設の扉をおもっくそぶっ壊した。無論だが同行者に許可を得ての行いだ。そして俺は施設の前に来ていた人物たちに声をかける。


「ん、お待たせ。待った?」  タシーン

「……ええ。予定より-10分ほど、ね。」

「え?なんで白狐さん…ええ?」


:なんだこの状況は(困惑)

:えーっと、今の爆発は白狐さんってことぉ?

:で、なんか同行者も居ますと。事情説明はよ


「あの、白狐さん?そちらの方は……」

「ん、この人は探協の偉い人」  タシーン

「はは。随分雑な紹介だね…。私は探協こと日本探索者協会協会長をやらせてもらっている、出渕ぬらりだ。よろしく頼むよお嬢さん。雪城財閥の御令嬢も、ね。」

「これは出渕会長、いつも父がお世話になっております。」


:探協の偉い人!(ガチ)

:出渕ぬらりっつったらよォ~…今は引退したけど日本最初のSランク探索者パーティのリーダーだったお人じゃん⁉

:ってか今更だけどココ……探協の収容施設じゃね?


「さて……ダーリン?なぜ探協の協会長と共にいるのか。どうして収容施設から出てきたのか。諸々の説明をリスナーにしてあげてちょうだい。天音さんも詳しい事情は聞いてないでしょうしね。」

「ん、3日前から拘束されてた。妹が連れてかれた。だから出てきた」  タシーン

「いやいや!!ちょっと雑すぎですよ白狐さん⁉」


:ところでなんでさっきからしっぽ地面に叩きつけてるの

:拘束?白狐さんなにやらかしたの

:え?そんな情報出て無くない?冗談だよな?な?

@友人A:残念だが事実だ。実際コイツは3日前から探協に拘束されていたんだ。しっぽはイライラしてるだけだ


……心情的にはあんま悠長にしたくないんだけどな。けど、焦るのは良くないからな。気持ちを落ち着けるためにも、話すか。さて、どっから話すか……ご先祖の合いの手がないと中々寂しい事態だな?どーでもいいけど


「ん、お前ら3日前俺が配信したの覚えてるな?」

:白狐さんファンとして当然さ!3日前と言えば目隠し攻略RTA回だったね!

:確か黒狐ちゃんもいたよな

:上層から中層までを目隠しして駆け抜けるとかいうアレなw


「そう。その配信のあと俺と妹は探協に素材換金にいった。そしたら探協職員が来て奥の部屋へ来てほしいって言われた。のこのこついてった俺と妹はその部屋で理由も話されず拘束された。」

「そんなのおかしいですよね!?」

「……拘束されたことは聞いていたけどそういう経緯だったのね」


:おいおい。これが事実なら探協やばいぞ?

:嘘だよな出渕さん…?


「白狐さん、改めて此度の件は謝罪させてほしい。部下の管理が行き届かなかったばかりにこのような事態を招いてしまった。私の不徳の致すところだよ……」

「……ん、あんたは悪くない。すくなくともあんたはこの件が発覚してすぐに俺と妹を救い出そうと動いてくれた。それに……今回の件は探協の暴走じゃない。魔神教団絡み。悪いのはあいつら」


:魔神教団?なんでここがそいつらが出てくる…?

:まさか本当に探協に教団の人間が潜り込んでたってのか!


あー、思い出したら余計イラついてきたな。ここがダンジョンだったら容赦なく壁に八つ当たりしてたんだが。イライラするわ~。……いや落ち着け。今暴れたら流石に捕まる。葵を助けにいけなくなる。それだけはダメだ


「ま、詳細は省く。詳しいこと、ってか魔神教団云々は協会長に聞け。ざっくりダイジェストで話す」


:おけ

:了解!


「拘束されたとき、スマホとかも没収された。俺はカイを召喚して亜空間から先代のスマホを渡した。だからまず白雪と友人Aに連絡した。3日後にどっちか面会来いって。半日後に協会長が来て俺と妹出すから代わりに頼みがあるって契約もちかけてきたから乗った。んで昨日、妹が職員によって外に連れてかれた。嫌な予感がした俺はご先祖に妹についていてもらうことにした。その結果、妹を連れてった職員は白フードの連中と接触し妹を引き渡した。そして今日、俺は収容施設の警備見直しの名目で出てきた」


:マジかよ……普通に怒涛の事態すぎる

:コレ、拡散していいのか…?というか配信しちゃダメな案件では…?

:うん後半わけわかめ


「いや。頼み事聞く代わりにこの一連の流れの一部始終配信するって条件出した」

「私はそれを飲んだというわけさ。これは探協にとって痛手かもしれない。しかし…この件を不透明にすれば余計な混乱を招きかねない。我々は民間人を危険に晒すわけには行かないし、探索者たちを路頭に迷わせるわけにもいかないからね」


はてさてこの人が本音を語っているのかは……俺には判断つかない。けど。少なくとも話を持ち掛けられた時、欲望で濁った眼じゃなく、まっすぐな目をしてた。だから俺は乗っかることにした。


「白狐さん!!あの………黒狐ちゃんは……無事、なんですよね!?」

「……現状は無事。俺がここを更地にしてないのが何よりの証拠」


:あくまで現状は…か。

:なんで無事なのが分かるんだよ⁉魔神教団に連れてかれたんだろ⁉黒狐ちゃんが心配じゃねぇのかよ⁉

:そうか、黒狐ちゃんに何かあった場合探協が無事なわけないか!


「ご先祖は念話ができる。逐一俺に連絡してる。それだけ。少なくとも、明日までは妹は無事……らしい」

「明日?言い方は悪いけれど以外に時間に猶予はあるわね。それにしても黒狐ちゃんに何をする気なのかしら連中は……」

「生贄。連中の求める人柱に適合したらしい。そして儀式には月の魔力が必要なんだと」


:月の魔力……そうか!明日は満月!だから教団は明日までは待つ必要があるのか!

:黒狐ちゃんを助けに行くんだろうけど……今から連中の居場所探して間に合うのか…?

@友人A:とりま出撃準備はできてる。いつでもいけるぞ

:生贄に適合ってどう判断した?


「……天音先輩、白雪。今月あった健康診断、受けた?」

「え?はい。2日目に受けましたよ」「私も既に受けたわ。」

「その時、採血とは別に魔力も採られなかった?」

「採られました!」「採られたわ。」

「俺も妹も採られた。……でも、友人Aは()()()()()()()。」


:それがどうしたんだ?

@友人A:同じ時間に受けたのに俺の方が早く終わったから不思議だったんだよ

:そういや俺も採られたわ!なんか今年から急に魔力も検査対象だーとか言われて

:?俺はそんなのなかったぞ

:あーなんか上からの指示らしいな?


さて。今ここで採魔?された奴には共通点がある。それはコメントのやつも恐らくだが全員半妖であること、だ。


「魔力採られた奴、半妖だろ。これは半妖の探索者に限定されている。これは協会長にも確認を取った」

「その通り。本来は魔力を採取することはなかった。だが、幹部の一人が直前に無理やりその工程を捻じ込んだのだよ。半妖の探索者が、魔力の暴走を起こさないか検査する、などという名目を準備してね。」


:オレ、半妖だわ

:俺もだわw

:そうか人間だから俺はなかったのか


「そこで、生贄に適合する器を見つけた。それが妹だった。だから教団に持ってかれた」

大学の授業が始まったのでいつ書けるかが分かんねぇ…!4月中には完結させてぇっス!(願望)

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