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【探索者は】とんでもイベントに巻き込まれた【助け合いでしょ】

今回の3話は参加者達と交流しようの話カナ。前回とんでもない話になったと言いましたが白狐さんのランクアップしたよ配信の話は既定路線でした。なんか規模感がでかくなっちゃった。

「やぁお前ら。月替わりにランクアップ強硬された白狐さんだ。なんかでかくて派手なイベントに参加させられている。」

:告知見たよw

:探協主催の新宿摩天楼攻略イベントな!

:でもここ…ダンジョンじゃなくない?

:珍しく白狐さんだって名乗ってる…だと…⁉


「そうだよ。なんか、ダンジョン攻略前の探索者同士の交流も配信していいらしい。だから普段配信してる人たちは皆配信してるみたい。」

:ちなみにどういう経緯で出ることに?

:絶対探協行ったら連行されたろw


「正解。前回の配信後に探協行ったら強制連行からのランクアップと同時にこんなイベントやります!協力していただきます!よろしいですね?って言われた。……ランクアップ試験の通知無視してた手前嫌とも言えなかった」

:よ ろ し い で す ね ?(はいって言え)

@探協公式:他の皆さんにはこちらからお願いしましたよ。ただ…貴方の場合は強制じゃないと参加せず逃げるでしょう?ランクアップ試験みたいに!!

:あ~らら。探協公式さんもお怒りだw

@友人A:だいぶ恨みこもってそうだw自業自得だがなww


そこに関しては当たっているので反論できない。絶対面倒なことに巻き込まれるから話が来たら多分すぐ引き返してた。


「おっ、いたいた。君が白狐さんだね?」

「そうです。そういうあなたは《青銀の羽》のエッケバルトさんですね。」

「ああ、今日は良い攻略にしよう!っと、紹介するよ、僕の仲間のジャンにマーレだ。」

「あんたが白狐さんか。俺はジャン。あんたに会ってみたかったんだ。よろしくな!」「私はマーレです。種族は違えど同じ半妖の方に会えて嬉しいです。」

「全員海外っぽい名前だけど日本生まれ日本育ちだし本名はちゃんと日本人。ロールプレイのようなものだね。」

「こちらこそ、日本の最前線攻略パーティと知り合えて光栄です。ロールプレイって意味なら俺も同じよーなもんですね。」


青銀の羽は装備のどこかしらに青い鳥が刻まれて統一感を出している。そしてその見た目は異世界召喚勇者御一行といった感じである。そういう意味なら探索者名もカタカナなのも頷ける。マーレさんは猫耳と二つに分かれたしっぽがあることからおそらくは猫又の半妖なんだろう。ちょっと親近感あるな。


:白狐さんが敬語使ってるの違和感あるなw

@友人A:こいつ目上の人にはちゃんと敬意を払えるからな。俺からすると珍しくはないな


「いやぁ、実はこの探索者名恥ずかしいんだけどね…元は大学のサークルの集まりで登録したからね…その時はまさかここまで有名になるなんて思ってなかったものだから…各々好きなキャラクターとかから名前つけたりしたから…」

「言うなって。」

「若気の至りでしたね…」


:青銀の羽のメンツのまさかの命名秘話が明かされたw

:これ青銀の羽の配信単体じゃ絶対聞けなかったよなw

:ってか一人足りなくない?


「本当はもう一人、イーシャって子もいるんだけど……なんか白狐さんに挨拶に行くと言ったら自分はいいと言ってね…」

「あー、嫌われてます?気を遣わせたとか…」

「とんでもない!むしろ逆さ。彼女は君の最古参ファンみたいでね。その……お面取ってネキって言ったら分かるかな?」

「わーお」


:この勇者然とした好青年の口からネキとかいう言葉が聞こえるのは…なんか嫌!

:⁉!?⁉⁉⁉

@友人A:マジか!

:そういやお面取ってネキ最近見かけなかったな?

:そして青銀の羽のダンジョン攻略が勢いを増したのも最近…

:あらま…勝手に盟友だと思っていた子が途轍もない存在だったなんてお姉さん驚き。それはそうと白狐さんは今日も叡智だわ

@狐のヒロイン:分かる。そして絶対に本人に知られてはいけないことを知られてしまった…もうお嫁さんに行けない。責任、取ってほしいな♡お面取って♡


スタンドも月までぶっとぶ衝撃…俺にスタンドはいないけど。(わっちが!実質スタンドじゃろ~⁉)

あ、ご先祖来たんだ。遅かったね。(うむ!個々の探索者共を観察しておっての!)


「責…任…?お面はこんな場所では取らない」

「おい!イーシャいるじゃないか!直接来いよォ⁉」

「なんで直接会いに来ないんですかイーシャちゃん!?あと責任ってなんですかー⁉」


:すげぇ…配信に移るだけで有名探索者の普段見れない姿まで引き出している…白狐さん…恐るべし

:これもう実質呪いだろw


「はは。騒がしくてすまない。」

「たまにはそういう日もアリです。気にせず行きましょ」

「そう言ってもらえると助かるよ。」


しかし驚いた。配信し始めて2,3回目あたりから出没し始めたお面取って♡ってコメントする人の中の人がまさか有名どころの探索者だったとはね。暫定今年一の驚きだ。


「…そうだった。今日は挨拶の他にお礼も言いに来たんだ」

「お礼?なにかあった…?心当たりが…ないような?」

「君からすれば大したことではなかったのかもしれないね。でも、だ。君が東京駅前ダンジョンで僕たちにフェイタルレイスは倒せるのだと、教えてくれたじゃないか。おかげで行き詰っていた東京駅前ダンジョン下層の攻略が進んだんだ。」


:白狐さん忘れてるw

:まぁ、自分が何気なくやってることを言っただけみたいだしなw

:まぁ、変に恩着せがましくなるよりかは良いよな

@狐のヒロイン:これでこそ私の最推し。


思い出した。風繰さん助けてバズった最初の配信でなんかエッケバルトさんも配信見てたんだっけ。で、なんかフェイタルレイスは燃やせば倒せる…みたいなこと言った気がする。正味あんなアドバイスにもならない呟きが役に立つとは思えないけど。

(いやいや、それまでの固定観念をぶっ壊した。というのは結構重要なふぁくたーじゃぞ?真白はこやつらに道を示してみせたのじゃ!誇れるぞ?)


「あー、なんか燃やせば行ける…みたいなこと言った覚えはあります。あんなんで役立ったんです?」

「もちろん!これまではフェイタルレイスは遭遇したら逃げるしかない。そう思っていたのだから。対処法もレイス系の魔物と基本は変わらない。ただ手の攻撃を気を付ければいい。こんなことも思いつかなかったんだ。」

「そうです!白狐さんのおかげで東京駅前ダンジョンの下層6層まで攻略が進んだんですよ!」

「まぁ、まだまだあんたには追い付けないけどな。でも!必ず俺たちも深層に到達するからな!あんたに追いついて見せるぜ?」

「んー…じゃあ。いつかダンジョン内で遭遇するの楽しみにしてます」

「ああ!首を洗って待っていてくれ!今はまだまだだが…追いついて見せよう!」


@狐のヒロイン:生白狐さん見るため頑張る。だからお面取って♡

:懲りねぇなこの人

:盛大に恥ずかしいネタバラシされたのにメンタル強い…強くない?

:というか今会いに行けばよくな~い?

@狐のヒロイン:それはまだ恥ずかしい…(/ω\)心の準備の問題

:ええ…(困惑)


「っと。そろそろ僕たちも準備に戻るよ。それじゃあ今日はお互い頑張ろう!」

「はい。頑張りましょうね。」


(気のよい者たちじゃったの~。)

ね。彼らの配信見たことあるけど、ざ・王道って感じの堅実な攻略風景しか見たことないから新鮮だった。


俺も準備を…と思ったけど別に装備のメンテとかないからな…

(ギルドから配布された出現モンスターの情報は見たのかや?)

見た。あくまで下層(上層)3層くらいまでのモンスターの情報が載ってた。参考にはする。完全に信頼はしない。


新宿摩天楼はその名の通り上へ上へあがっていくダンジョンだ。だから普段の上層=下層という名称になっている。新宿摩天楼は深層あるの?という疑問も湧きそうだけどその答えは分からない。だって俺もこのダンジョン潜ったことない。潜ろうと思ったこともないし、ここ最難関だけあって改定前の段階でもBランク以上じゃないと入場制限掛かってたし。

(じゃあ、深層到達するのじゃ!)

今日は中層まででしょ。

(なんじゃあ~つまらんの~)

しょーがない。


「お前さんが白狐さんって輩か~ヒャッハー!ひょろっひょろじゃねぇか!」


…なんか世紀末・パンク=モヒカンな探索者が来た…

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