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ある召喚士の生存圏  作者: 紀嶋 雁有珠
2/18

2   召喚 1

まだ準備段階です。戦闘にはなりません


「は…」

目を開けると、鼻が接触するほどの目の前に女性の顔があった。


「うわ~、ち、近い」

 バッタが跳ね上がるように起き上がるとそこは木々の中であった。


「ムネシゲ様、お目覚めですか。使徒のエルダです」

目の前にはモデルの様にスラットしたキャリアウーマンに見える美人さんがや

はりギリシャ神話風の服装で話しかけてきたが、なにか違和感あるなどと思い

つつ……。


「ああ、貴女が使徒さんですか、はじめまして。ところでここはどこかご存知です

  か」

「はい、ここはステッラのロフォス大陸の東端付近です。この西にはトリウィアー

王国がありますが、ここまでは支配圏が及んで無いようです」

「私はここに何のために送られたのか女神様は教えてくれなかった。何か知ってい  ますか」

「ムネシゲ様の良心に従い、自由に生きて行かれれば良いとおもいます」


良心に従いですか、ここでの価値観との違いは無視できないな。郷に入れば

郷に従えとも言うし、まずはこちらの流儀に合わせてみますか。と呟いていると

彼女が話しかけてきた。


「ムネシゲ様の力を確認するためにも、データの情報を表示する物をご存知あり

  ませんか」


と言ってきたので、自宅で使用しているパソコンを思い出し、振り返ると彼女は

1台のラップトップPCを手にしていた。よく見ると、リンゴマークの欠けている所にキ○ティイちゃんのシールがあった。


「俺のPCがなんであるんだ!?」 

「これも私の力のひとつですが、なにかカワイイですね」

と言われて、チラリと上目づかいされて、口角がきゅっと上がるのが目に入った。


「うわ~! 見られた」

  何かこつ恥ずかしく、士気がガクッと下がり、腰を落としていると。


「冗談はこれくらいにして、ムネシゲ様のステータス・力(特典)を確認しましょ  う」


  とイケシャーシャーと言ってきた。彼女は間違いなく“S”だ、私は心のなかで叫んだが、なんとか何気ない風を装い確認作業に入り現在確認できたことは。


ステータス

名前-橘宗茂-タチバナムネシゲ

Lv.-1

種族:エニグマ

性別:男

年齢:22歳

職業:軍人

HP:50/50

魔力  :110

攻撃力:10

敏捷 :8

知力 :12

精神力:15

運 :6

魔法属性:無所属

特典1

戦略・戦術家としての能力、カリスマ

特典2レベル対応

1.オートマター<OtM>(兵士・クルー・操作員・etc。1体約80キロ)、兵器・装備・

施設・機材・資材・物資・etc召喚(この世界の物も含む)

2.人間召集、レベルごと1回(死亡している人)、人数はレベル対応、召喚した

人間は忠誠心を持つ、召集する年齢は設定可能

3.OtM・兵器・物資・装備・機材他再現(レベルt)『一日1回、繰越不可、召喚・

召集をしない日、再現はすでに召喚した物』


「これってどうなの、強そうな気がしないけど」

「そうですね、ムネシゲ様は個人的強さは一般人とあまり変わりませが、指揮官と

  しての能力は高そうですね」

「ん、まてまて、なんで年齢が22歳なのだ? 32歳の間違えではないか。それと、

  種族エニグマって、俺はドイツの暗号か? ……職業軍人? 戦史マニアではあ  るが何なのか」

  あきれて、目を丸くして後ろのほうを小声で呟いていると。

「それは、アナト様によって体が作り変えられた影響です。あと、この星で生きて  行き易いように言語・文字・健康もバッチリですが、毒のような異常状態には  耐性は高くありませんので、御気を付けとください。ころで、ドイツの暗号っ  てなんですか?」

「こっちの話だ、気にしないでくれ。鏡が無いからどうなっているかわからないけ  どしょうがない。ついでならもっと強くしてもらいたかったかな」

「でも、そうすると特典2はありませんよ。たぶん」

「そうか、欲張ってもしょうがないか」

「ところで、エルダさんのステースを教えてもらえますか」

「はい、私はムネシゲ様の使徒になりましたので、かまいませんが、普通は他人

  にやたら聞いて良いものではありませんのでお気をつけ下さい」

「わかった、気をつけるよ」


ステータス

名前-エルダ

Lv.-20

種族:アポステル

性別:女性

年齢:??歳

職業:秘書

HP:100/100

魔力  :500

攻撃力:50

敏捷 :100

知力 :19

精神力:20

運 :8

魔法属性:神聖魔法

特典

   地球の武器データにアクセスして情報を検索・加工する。アクセス依頼者の

レベルによって検索範囲は異変化する。


「レベルは俺より上か。エルダさん、私に様づけやめて下さい」

「しかし、私はこのたび宗茂様の眷属となりましたので、様づけは当然かと」

「いや、なんとかお願いします。う~、それでは名前に“さん”でどうでしょう   か」

「わかりました、ではそうさせていただきます」


誤字脱字等おしらせくだされば幸いです。

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