2 召喚 1
まだ準備段階です。戦闘にはなりません
「は…」
目を開けると、鼻が接触するほどの目の前に女性の顔があった。
「うわ~、ち、近い」
バッタが跳ね上がるように起き上がるとそこは木々の中であった。
「ムネシゲ様、お目覚めですか。使徒のエルダです」
目の前にはモデルの様にスラットしたキャリアウーマンに見える美人さんがや
はりギリシャ神話風の服装で話しかけてきたが、なにか違和感あるなどと思い
つつ……。
「ああ、貴女が使徒さんですか、はじめまして。ところでここはどこかご存知です
か」
「はい、ここはステッラのロフォス大陸の東端付近です。この西にはトリウィアー
王国がありますが、ここまでは支配圏が及んで無いようです」
「私はここに何のために送られたのか女神様は教えてくれなかった。何か知ってい ますか」
「ムネシゲ様の良心に従い、自由に生きて行かれれば良いとおもいます」
良心に従いですか、ここでの価値観との違いは無視できないな。郷に入れば
郷に従えとも言うし、まずはこちらの流儀に合わせてみますか。と呟いていると
彼女が話しかけてきた。
「ムネシゲ様の力を確認するためにも、データの情報を表示する物をご存知あり
ませんか」
と言ってきたので、自宅で使用しているパソコンを思い出し、振り返ると彼女は
1台のラップトップPCを手にしていた。よく見ると、リンゴマークの欠けている所にキ○ティイちゃんのシールがあった。
「俺のPCがなんであるんだ!?」
「これも私の力のひとつですが、なにかカワイイですね」
と言われて、チラリと上目づかいされて、口角がきゅっと上がるのが目に入った。
「うわ~! 見られた」
何かこつ恥ずかしく、士気がガクッと下がり、腰を落としていると。
「冗談はこれくらいにして、ムネシゲ様のステータス・力(特典)を確認しましょ う」
とイケシャーシャーと言ってきた。彼女は間違いなく“S”だ、私は心のなかで叫んだが、なんとか何気ない風を装い確認作業に入り現在確認できたことは。
ステータス
名前-橘宗茂-タチバナムネシゲ
Lv.-1
種族:エニグマ
性別:男
年齢:22歳
職業:軍人
HP:50/50
魔力 :110
攻撃力:10
敏捷 :8
知力 :12
精神力:15
運 :6
魔法属性:無所属
特典1
戦略・戦術家としての能力、カリスマ
特典2レベル対応
1.オートマター<OtM>(兵士・クルー・操作員・etc。1体約80キロ)、兵器・装備・
施設・機材・資材・物資・etc召喚(この世界の物も含む)
2.人間召集、レベルごと1回(死亡している人)、人数はレベル対応、召喚した
人間は忠誠心を持つ、召集する年齢は設定可能
3.OtM・兵器・物資・装備・機材他再現(レベルt)『一日1回、繰越不可、召喚・
召集をしない日、再現はすでに召喚した物』
「これってどうなの、強そうな気がしないけど」
「そうですね、ムネシゲ様は個人的強さは一般人とあまり変わりませが、指揮官と
しての能力は高そうですね」
「ん、まてまて、なんで年齢が22歳なのだ? 32歳の間違えではないか。それと、
種族エニグマって、俺はドイツの暗号か? ……職業軍人? 戦史マニアではあ るが何なのか」
あきれて、目を丸くして後ろのほうを小声で呟いていると。
「それは、アナト様によって体が作り変えられた影響です。あと、この星で生きて 行き易いように言語・文字・健康もバッチリですが、毒のような異常状態には 耐性は高くありませんので、御気を付けとください。ころで、ドイツの暗号っ てなんですか?」
「こっちの話だ、気にしないでくれ。鏡が無いからどうなっているかわからないけ どしょうがない。ついでならもっと強くしてもらいたかったかな」
「でも、そうすると特典2はありませんよ。たぶん」
「そうか、欲張ってもしょうがないか」
「ところで、エルダさんのステースを教えてもらえますか」
「はい、私はムネシゲ様の使徒になりましたので、かまいませんが、普通は他人
にやたら聞いて良いものではありませんのでお気をつけ下さい」
「わかった、気をつけるよ」
ステータス
名前-エルダ
Lv.-20
種族:アポステル
性別:女性
年齢:??歳
職業:秘書
HP:100/100
魔力 :500
攻撃力:50
敏捷 :100
知力 :19
精神力:20
運 :8
魔法属性:神聖魔法
特典
地球の武器データにアクセスして情報を検索・加工する。アクセス依頼者の
レベルによって検索範囲は異変化する。
「レベルは俺より上か。エルダさん、私に様づけやめて下さい」
「しかし、私はこのたび宗茂様の眷属となりましたので、様づけは当然かと」
「いや、なんとかお願いします。う~、それでは名前に“さん”でどうでしょう か」
「わかりました、ではそうさせていただきます」
誤字脱字等おしらせくだされば幸いです。




