番狂わせ!?
マキ
「さぁ勝つのはどっちだ~!
…………………………………………………………
相討ちだ~!何と…相討ちです。両者ノックアウト~!」
悟空「いや~。面白い試合だったぜ~。でもこの場合どうなるんだ??」
マキ「両者負けとなりますのでハク選手か黒狼選手のどちらかは勝てば不戦勝で次へ駒を進めます。」
ユーリー「おおー!!行ける!行けるぞ頑張れ兄ちゃん!!」
悟空「でもよ…あのハクってやつ…何だか気味がわりぃな。」
ともみ「え?…」
悟空「なんか彼奴からは生きてる気配が無いって言うか……」
マキ「さあ次の試合を始めましょう‼
ハクVS黒狼……両者……前へ。
お互い初出場の二人はどんな戦いを見せてくれるんでしょうか!?
レディー……………………ゴー‼」
ハク「何でだろう。」
俺「は?」
ハク「また会ったね。」
ゾクっ!!
俺は一気に冷や汗が出てきた。修行したのに…………強くなったのに…………何なんだこの悪寒は……。
この無機物の様な雰囲気……白だ。
ハク「君は少し勘違いをしてる………。
いつも君がいるところに僕が来ると思って
いないかい?」
俺「………………は?。」少し体が震えている。
ハク「逆だよ………………僕がいるところに何時も君が来るんだよ。驚いてるのは僕の方さ。」
マキ「両者!今だ睨み合ったまま‼先に仕掛けるのはどっちだ~‼」
ハク「今日の僕は5割の力を出せる。……
因みに前回会った時は1割だったよ。また少
し強くなったみたいだけど…………‼」
俺は始めから全力で行く。ハクとの距離は20m。黒妖を抜刀し、居合をする。
ハク「ッグハ!……何だ……今のは」
ともみ「あれソウソウが使ってたやつ?」
悟空「そんな代物じゃないぜ…あれは。」
ユーリー「何?どうなったんだ?いきなりハクの奴が切れたぞ‼」
悟空「速すぎて空を斬った様にしか見えな
いが一瞬だけ黒妖をハクの所まで伸ばした
んだ。……それも振り抜く前に戻す。つまり
居合のスピードは変わらない……その上間合
い無視の攻撃だ」
名付けて幻斬
ユーリー「すげ~‼そんなの交わせないぜ‼」
悟空「いや、ハクって野郎は交わした……本来ならあれで胴体真っ二つだったよ。」
ユーリー「あいつもなかなかやるな」
ともみ「何敵褒めてんのよ!」
ともみはユーリーの頭を叩く。
あいつが白だって事はまだリーには言わない方が良さそうね………。
ユーリー「っいで!……頑張れ兄ちゃ~ん!」
ハクはチラっとユーリーの方を見る
ハク「そういう事ね。」
俺はもう1度幻斬を最速で放つ。
ハクは急所を防ぎつつもさっきより深くダメージを受ける。
マキ「ああー!!ハク~再び食らった~!かなりの出血です」
???「ライタク……あの技どう見る?……」
ライタク「さぁな……俺にも分からん。」
ハク「はぁ……はぁ……まさかここまで強くなってたとはね…………君に……ご褒美をあげるよ♪」
ハクは白い大量の薔薇を出し俺に向けて飛ばしてくる‼
ハクを中心に円を広げる様にしてくる薔薇を見て俺は固まる。
幻術…………
俺「何だ……ここは……」
ハク「僕はね……君の事が好きなんだよ……」
俺「お前……何言ってやがる……」
ハク「君は親しい友達だ…………。
だから…………僕は君を殺したくない……」
俺「お前……何者なんだよ……」
ハク「それはまだ言えない。…………でもね
……僕は目的を達成しなければ行けないん
だ。…………だからこうして君を僕の世界に
連れてきたのさ。」
俺「何いってんのか全然わかんねぇよ。
目的ってなんだよ。」
ハク「いずれ分かるよ……。幻術から覚めれ
ば試合は終わってる……。また何処かで会
おう。……君の成長を楽しみにしてるよ。
…………必ず…………僕を…………殺して……くれ。」
俺「おい‼待て‼……おい!……おい!」
視界が段々ぼやけていく…………
マキ「……者!黒狼~‼」
会場が沸き上がる。
観客「いいぞ~‼ダークホース~‼」
ユーリー「よっしゃ~‼こりゃ行けるぞ‼」
ともみ「当然よ!負けるわけないじゃない。」
悟空「こいつにはもっと手こずると思って
たんがな。」
俺「……………………何がしてーんだ。あの野郎
は…………。」
それで俺は腑に落ちないまま勝った。
続くロビンVSコウガはロビンの圧勝だった
マキ「では決勝トーナメント一回戦最終試
合を行います‼ライタクVSマリカ両者……前
へ。勝つのはどちらだ‼レディー…………ゴー‼」
ライタク「……………………………………。」
マリカ「あんたを倒せばこの大会もらった様な物ね。」
ライタク「……………………………………。」
マリカ「黙りくれてんじゃないわよ‼」
マリカは呪文を唱えて岩の巨兵を創り出す。
巨兵は勢いよく腕を降り下ろす。
どがぁ~ん!
ライタクは鮮やかに交わし巨兵の腕を駆け昇る。
マリカ「そんなのが当たるなんて思ってな
いわ!」
マリカは続けて火の龍を造り出しライタクに向けて放つ。
だがそれもライタクはひらりと交わしマリカに向けて斬撃を放つ。
マリカ「かかったわね‼」
先に放った炎の龍と巨兵の岩が混じりあい溶岩となってライタクを四方から囲む。
完璧なタイミングだ。空中で交わす事が出来ない上に全体を包囲し、溶岩で閉じ込める。
悟空「あの女!簡単な攻撃をぽんぽんと2
発……だがしっかり計算してやがる。黄金比
までな。」
ライタクの側近「ありゃやばいぜ……」
ライタク「……………………雷道!」
マキ「あ~‼ライタク~溶岩に完璧に飲み込
まれたぁ~!」
マリカ「あっけないわね。審判!私の勝ち
よ。さっさとコールしなさい。」
バチン‼
マリカの後方で雷が走る音がした。その瞬間ライタクがマリカの真後ろに立っている。
マリカ「……え?……。なんで…………っう"‼」
ライタクが雷をマリカに放つ。
マリカはそのまま倒れる。
悟空「なんだ!?今の…………。あれじゃ瞬
間移動じゃねぇか……。」
ユーリー「ライタクは歴代麒麟継承者の中
でも最も雷に選ばれている……とじっちゃん
から聞いた事がある。」
マキ「…………何が起きたのでしょう!一瞬
の出来事で状況が掴めません!
とにかく勝負あり!勝者……ライタク~‼」
ライタク側近「っふ~。焦らせんじゃねぇ
よ。」
マキ「2回戦に駒を進めたのは以下の5名‼
虎魔のソウソウ
蛇帝のハクリン
黒騎士の黒狼
100中射撃のロビン
麒麟のライタク
以上の5名になります‼
黒狼選手は相手が不戦勝のため決勝進出です‼」
会場がざわめく
ロビン「意義有り!それは不公平だと私は
考える。」
ユーリー「なんだよあいつ‼次がライタクだ
からってびびってんじゃねーの?」
ソウソウ「言われてみりゃあそうだな。」
ハクリン「そういうのみっともないわ
ね。」
ソウソウ「あ"~?なんだてめぇ!やんのか
~?」
ハクリン「どうせ貴方とは今から殺るで
しょ?」
ソウソウ「てめぇ……覚悟しとけよ!」
ハクリンは失笑してる。
マキ「今!上で確認が行われております。
しばしお待ちを!」
ユーリー「おいおい冗談じゃねぇぞ。」
悟空「まぁ落ち着けユーリー。」
ユーリー「この状況が落ち着いてられるか‼
俺たちの未来が懸かってんだ!」
ともみ「うるさい!静かにして!」
マキ「どうやら結果が出ました‼」
……………………。
マキ「再抽選をいたします!」
ユーリー「ふざけんじゃねぇぞ!ロビンっ
て野郎許さねぇぞ!っいで!」
ともみに叩かれる。
ともみ「うるさいって言ってんでしょ!」
マキ「再度クジを引いて頂いて1番を引いた
方がシード権を得られます。それでは
ソウソウ選手から………」
ソウソウ「シード権は俺が頂くぜ‼」
ハクリン「余程自信が無いようね。」
ソウソウ「うるせぇ……黙ってろ!……
これだ!」
マキ「ソウソウ選手3番!
ハクリン選手どうぞ……」
ハクリン「何番でも変わらないわ。」
マキ「ハクリン選手2番!」
ハクリン「結局一緒じゃない……。」
マキ「黒狼選手……」
ユーリー「一番……一番……頼むぜ~」
俺「………………。」
マキ「黒狼選手5番!」
ユーリー「あ~!くっそ!」
マキ「最後にロビン選手」
ロビン「貰った……。ッハ!」
マキ「ロビン選手………………4番!」
ロビンは舌打ちをしてる
ユーリー「はっは~!ざまぁ見やがれ!
兄ちゃんにボコボコにされちまえ!……っい
で!」
ともみ「あんたもう喋んないで。」
ユーリー「わ、分かったよぉ~」
マキ「ライタク選手は自動的に次へ駒を進
めます!」
ライタク「……………………」
マキ「ここで勝てば決勝戦!決勝戦は3人
でリーグ戦形式になります。決勝に駒を進
めるのは誰か!まずは準決勝一試合目ハク
リンVSソウソウ前へ。注目の一戦……開始‼」




