表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜  作者: 音無響一
第三章 王都学園かわいい計画

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
66/66

066 伝説の魔法

「ハンバーグ美味しかったわね」


「……そうだね~」



美味しかったけど、それ以外が相変わらずだったもんなぁ。


ナッシュくんもやるなら全部やってほしいよねっ



「ナッシュさんはまだ若いのに料理人としての能力が高いんですね。いい人が働いてくれて嬉しいわ」



そりゃ私も嬉しいけど、秘密にされてたのが気になるよね。

ナッシュくんもお説教なんだからねっ






「午後の授業は魔法の実技よ。ひよりちゃんは魔法は得意?」


「え?魔法は使えないよっ」


「本当に?」


「うんっ!」



スキルがないと使えないんでしょ?

それに魔力とかわかんないもん~



「おかしいわね。美咲ちゃんはとんでもない魔力を持ってたのに。異世界から来てるから期待してたのに残念ね。でも魔法が使えないのは信じられないわね」


「使い方わかんないもんっ」



でも授業はどうしよう。

魔法使えないのにやっても仕方ないよね。


算数のレベルは小学生だし、魔法は使えないし、これじゃあ学園に来た意味がないような気がしちゃうよね~










「それでは前回に引き続き魔法の効果を高める訓練を行う」



使えないのに効果を高められるわけないじゃん。

やっても使えるわけないし、聞いてるだけでいいよね。



「今日は編入生が二人いるみたいだな。この授業はこの学園でしか行っていない特殊な訓練になる。他の生徒は前回の復習をしててもおう。二人には最初から教えないとならないからな」



ってまさかのマンツーマン!?

リファちゃんがいるから違うけど、リファちゃんは学園長だからできるだろうし、やっぱり私だけのマンツーマンじゃんっ



「リファちゃん、どうしよう。私できないよ~」


「ひよりちゃんが魔法を使えないのは誤算だったわ。私が分からないようにサポートするから頑張りましょ。それに美咲ちゃん……じゃなくてみーちゃんもいるわ」



頼りになるけど、どーやってサポートするっていうの?


でも出来ないんだもん、魔法の授業は0点覚悟しかないよね。








「君は魔法は得意なのかな?」



いきなり得意かどうか聞かれちゃったよ……

得意も何も、使えないんだよね。

正直に言うしかないかなぁ。



「先生。私は魔法が得意です」


「そっちの君は……リファさんだったね。得意な魔法を見せてくれないか?あの的に向かって攻撃魔法を放ってくれ」


「わかりました。それでは分かりやすく火魔法で行きます」


「学生の威力では壊れることはないから全力でやりたまえ」



リファちゃんは学生じゃないし、元勇者パーティだから、本気出したらとんでもないんじゃないのかなぁ。


的なんて壊したら注目の的なんだから力を抑えてくれないとだよ~



「はい先生、では行きます。敵を燃やし尽くせ!フェニックスアロー!」


「学生がフェニックスアローだと……しかもなんて綺麗な不死鳥……」



ドゴーーーーン



「な、なんて威力なんだ!」

「もしかしてあの的を壊した……とか?」

「土煙が凄くてわかんないな」

「フェニックスアローなんて最上位魔法を使えるなんて、あの子何者なの?」



めっちゃ注目されてんじゃん!

もしかして学園長は空気読めない?


そうだよね、空気読めたら授業中に話しかけないし、そもそも編入しないよね……






「先生やりました!あの的を破壊できましたよ!」


「し、信じられん……伝説の魔法使い、元勇者パーティのリーファン様ではないと壊せないと言われている的が……」



その本人だから壊せたんだろうなぁ。

何してんのよ本当に。

素性隠して編入してる意味ないじゃん。



「的がなくなればひよりちゃんが魔法を試すことなくなるでしょ?ナイスアシストしちゃったよね?これで安心だね」


「そ、そうなの?」



ちっとも安心できないよ……

的なくても魔法って使えるじゃん。


リファちゃんってもしかして、うっかりさんなのかな。






「素晴らしい魔法だ!君はあの伝説の魔法使いリーファン様の再来かのようだ。この学園で更に研鑽するといい」


「ありがとうございます」



だから本人なのにね。

学園長ってバレたらどうなるんだろ。



「次は君の番だな。的はないが得意な魔法を教えてくれないか?」



ほら、やっぱり意味ないじゃんっ

得意魔法ってなんなのよ。

美味しくなる魔法かければいいかな?

萌え萌えきゅんってやってみよっかな~


ってだめだめ、現実逃避しちゃダメだよ。


素直にできないって言うのが一番かなぁ。

でもそれで学園に通えないってなったらどうしよう。






「えっと~、魔法使えません!魔力がないと思います!」


「そうなのか?見たところ、そこの魔物は君の従魔だろう?魔力がないと従魔契約はできない。魔法のスキルがないなら身体強化のスキルがあるはずだ。それを見せてみなさい」



もっとわかんないの言われたよ。

みーちゃんと契約なんてそもそもしてないし。

身体強化なんてもっとやったことないよ~



『キュ!キュキュキュ、キュー!』


「んー?あー!なるほど、わかったよみーちゃん」



その手があるのね。

それは名案だよみーちゃん。






「先生!私一人じゃ魔法は使えないんですけど、みーちゃんと一緒なら使えます!」


「みーちゃん……その従魔のことだな。そういう特殊条件があるのは聞いたことないな。それで魔法を使えるならやってみなさい。ちょうど新しい的も用意できたみたいだな」



的あるんじゃん!

リファちゃんがただ目立っただけになっちゃったじゃん!



『キュッ』


「抱っこすればいいの?わかったよっ」



これでみーちゃんが魔法出して、それを私がやった風にすればいいんだね~

完璧じゃん!



『キュキュ!』


「うんうん、ライトニングストライクって技ね?わかった。手を前に出せばいいのね~」



さすがみーちゃん!

頼りになるな~








「それじゃあ行きます!ライトニングストライク!」

『キューーー!』



ズキャーーーーン!

チュドーーーーーーーーン!



「…………え?」



待ってこれとんでもなくない?



『キュー』



久しぶりにやったけど上手くいった?

もっと普通のにしてよ!

なんでリファちゃんのより大技出すのよっ



『キュキュ!』



これでもいちばん弱いのにした?

嘘でしょ……

勇者ってすごすぎない?

というか専用魔法はダメなのは考えればわかるでしょっ



「な、なん……だと……今のは間違いなく雷魔法……勇者しか使えない魔法のはずなのに……」


「おい見たか……とんでもない破壊力だぞ」

「校庭に穴が空いてるじゃん……」

「やっぱりかわいい……撫でたい……」



七三くん何言ってんの!

今の見てその感想はおかしいよっ


ってそれよりも勇者にしか使えないってなんなのよっ






「い、今のは君の魔法……なんだよな?」


「あは、あははは」



もー!どうやって誤魔化せばいいのよっ



「やっぱり凄いわ美咲ちゃん!あーかわいい~」



リファちゃん今は褒めるところじゃないし、名前!

今はみーちゃんなのっ



「わ、私は魔法は全く使えないんですけど、この子!この従魔のみーちゃんが私と一緒なら魔法を使えるんですよ!」



本当はみーちゃんだけでも使えるけど、それは黙ってればわかんないもんね。






「す、素晴らしい!素晴らしい才能の2人が編入してくれた!みんな拍手!」


「おー!すごい、これで今年の王国魔術大会学生部門は優勝確定だ!」

「今年も俺が出場したかったが、今の魔法を見せられたら……完敗だぜ!」

「かわいいだけじゃなくて魔法まで……」



2人ともやりすぎだよ~

どうすればいいのよこれ。

私は戦いなんてしたくないのに……




面白いと一欠片でも思って頂けたなら、お手数ですがブクマと星評価をよろしくお願いいたします。


特に星評価をもらえると最高に喜びます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ