065 閑話 なんでいるの?
「お昼ご飯食べに行きましょ」
「そうだね。みんな話しかけに来ないし」
七三くんとリファちゃんのせいだよね。
お腹も空いたし美味しいの食べたいな~
でもこの世界の食事だからなぁ。
あんまり期待できないよね。
「学園の食堂は大きいから混まなくていいみたいだけど、たくさん人が来るから早く行きましょ」
「は~い」
食堂か~どんなとこだろ。
日本ではママのお弁当だったからな~
学校の食堂って少し憧れてたんだよねっ
「わぁ、おっきいね~」
「ふふ、学園の自慢の食堂なんだよ!私も食べるのは初めてだから楽しみだな~」
いい匂いするよ~
期待してもいいかな?
「私の聞いた情報だと、最近腕のいい料理人が入ったって話みたい。さすがに私も食堂の運営までやってるわけじゃないからどんな人が入ったか知らないんだけどね」
「そうなんだ~どんな人なんだろうねっ」
どんなにすごい料理人でも、うちのナッシュくんほどじゃないよね?
「ここで食べたいもののプレートを持っていくといいみたいよ。オススメは新メニューって聞いたわ」
「じゃあ私は新メニューにしよっかな~」
「私もそれにするわ」
『キューッ』
「みーちゃんも食べるの?珍しいね、いつもはナッシュくんの作ったの以外は食べないのにね~」
どうしたんだろ?
美味しそうな匂いがするかなかな?
どんなメニューなんだろ~
確認しなかったけど、この世界の料理ならどれも同じだよねっ
「ここで厨房の人から直接受け取るのよ」
「へ~そういう仕組みなんだね~」
んー、なんだろ、本当にいい匂い!
少し期待しちゃおうかな~
「お待たせしました。ハンバーグ定食になります」
「ハンバーグって……ナッシュくん!なんでいんの!」
「なんだ、もうバレてしまったか」
なんだって何よ!
どうしているのよ!
意味わかんないよ~
「ナッシュくんはこんなとこで何してんのよっ」
「何って……見ればわかるだろ。料理人の仕事だ」
「そうだけどそうじゃないでしょっ!」
「次のお客さんが待ってるだろう。早く食べてこい」
聞きたいことだらけなのに~
もう、本当になんなのよっ
「私も新しい料理人がナッシュそんとは思わなかったわ。確かにあの時に料理人と言ってたわね」
「そうだけど、なんでここで働いてるのか聞きたかったのに~」
『キューーー!』
みーちゃんはナッシュくんのハンバーグ食べれて満足そうじゃんっ
もー、私も食べるもんっ
「本当に美味しい……これは学園で話題になるわけよ。こんなの今まで食べたことないわ」
『キューーー!』
そりゃそうだよ。
ハンバーグだもん。
なんのお肉かはわからないけど、相変わらず美味しいよっ
帰ったら説明してもらうんだからねっ
絶対なんだからっ
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