【プロローグ】
人間とは、なんて愚かな生き物なんだろう。
同じ種類の生物なのに、なぜ他人に憧れたり、嫉妬したり、傷つけようとするのだろう。
同じ種類の生物なのに、なぜ可愛いと思ったり、かっこいいと思ったり、気持ち悪いと思ったり、好きになったり嫌いになったりするのだろう。
ーーーー人間というものは、儚く醜い生き物なのかもしれない。
『ナイフを持った群像の結末』
ーーーーガヤガヤ。ガヤガヤ。
⁇「ドキビさんってかっこいいなぁ…背高いし美人だし…ってえ!ゆめさぐりちゃん、その筆箱かわいー!!」
ゆめさぐり「ありがとうございます。お父様に買ってもらったのですわ。」
⁇「めっちゃお金持ちじゃん…いいなぁ」
ゆめさぐり「そんなこと…雪凪さんの筆箱も素敵ですわ。」
雪凪「えーーー!ほんと??ありがとう」
その様子を誰かが見ている。
⁇「あいつら陰キャの癖に、お互いに筆箱褒め合っててきちーーw w w」
⁇「梅雨やめろ。そんなこと言ってても何にもならんぞ」
梅雨「はー?電波ノリ悪。ジュース奢れ」
電波「なんでだよ」
⁇「2人ともほんと呆れる」
梅雨「桃だけには言われたくないわ」
電波「なんで俺もなんだよ」
国王桃「…」
⁇「国王桃、ドンマイ」
国王桃「黙れ絶滅。なんか萎えたわ」
絶滅勇者「はぁ????意味分かんないんだけど」
⁇「wwwwお前ら仲悪すぎ。もうちょっと仲良くやろうぜ」
絶滅勇者「黙れペル。俺も萎えた」
その様子をまた誰かが見ている。
⁇「男子サイテー!なんであんな事しか言えないんだろーね!」
⁇「まあまあRoria落ち着いて。実際まあ…事実だし」
Roria「うーーん?まあそうなんだけどさあ…」
⁇「暗い話やめて楽しい話しよ!!天ノ橋もRoriaも!!」
Roria「瑛莉ちゃんさんせーい!!」
天ノ橋「そうだね、ごめん」
⁇「何の話しよっか、好きなコスメとかー?」
瑛莉「麗花それいいね!!私Meeってブランド好きなんだー!」
⁇「めろもそのコスメすきー!!可愛いよね」
麗花「めろはメイクしなくても可愛いから羨ましーよ」
めろ「そ、そんなことないと思うんだけど…」
瑛莉「そんなことあるよー分かってるのにわざわざ謙遜しなくても笑」
めろ「えぇ…」
Roria「そうだよ笑笑だからあーゆー奴らもいるんだろうね」
その様子をまた誰かが見ている。
⁇「やっぱめろって可愛いよな」
⁇「分かる。さすが学校1の美少女と言われるだけあるわ」
⁇「って弱酸性。めろの事好きなの???」
弱酸性「いやいやそういうわけじゃ…しゃけわさこそどうなんだよ」
しゃけわさ「可愛いとは思うけど、俺は他に好きな人いるからなー」
弱酸性「え、まじ??だれ????」
しゃけわさ「言うわけないだろ!!!!」
⁇「だるー。はやく言えし」
しゃけわさ「バッグこそどうなんだよ」
バッグGM「俺は好きな人なんていないから」
⁇「えーー?じゃあキティのことは??」
弱酸性「お??お??」
バッグGM「馬鹿プルトが黙れ」
プルトニウム「酷い!!!!!」
その様子をまた誰かが見ている。
⁇「キティのことバッグGM好きなのかなー、ねえ告白されたらどうするの??」
キティ「(・∀・)?」
⁇「変顔してないで答えてよーー」
キティ「SCこそどうなんだ(・ω・)」
StrayCat「何で私??まず私の質問に答えてよ」
キティ「(・∀・)があ」
SC「ダメだこりゃ」
⁇「ww、2人とも本当面白いね」
キティ・SC「ドキビいつからいたの!?!? (・∀・)がぁ」
ドキドキビート「ん、今来たとこ。ほら、席着いて。HR始まるよ」
SC「めっちゃ遅刻ギリギリじゃん。」
キーンコーンカーンコーン
先生「学級委員、号令」
国王桃「起立、気をつけ、礼」
一同「おはようございます!!」
国王桃「着席」
先生「今日の日程を伝える。ちゃんと聞けよ。一時間目はーーー
ここにいる生徒はまだ知らない。
普段通りの日常が
自分の言動で
自分の行動で
自分の思いで
これから壊れていくという事を。
〜ナイフを持った群像の結末 【プロローグ】完〜




