秋の散歩2021 久里浜・金谷フェリー編
横須賀市の久里浜港から東京湾を横切って房総半島の金谷まで結ぶフェリーがある。四十分だけのちょっとした船旅が楽しめる。
乗り場で並んで待っていると、到着したフェリーから次々とバイクが出てくるのが見えた。房総半島のツーリングを楽しむのには使い勝手のいいフェリーかもしれない。
フェリーは汽笛を鳴らして岸壁を離れた。ゆっくり後退しながらむきを変える。港を出て、東京湾を横切るルートへ入った。
天気はいいし、波も静かだ。
東京湾のなかだから、外海に比べれば穏やかな海なのだろう。
こんな時の船旅は最高だ。
ゆっくりと景色を眺めて、落ち着いた気分で楽しめる。
東京湾の奥の方を見ると、東京湾アクアラインの橋がかすかに見える。あたりにはいろんな船が走っていて賑やかだ。
海鳥が船のあとをついてくる。
乗客がちぎったパンやかっぱえびせんを投げると、五、六羽の海鳥が変わるがわる降りてきて、パンやかっぱえびせんをキャッチしている。器用なものだ。
千葉県の金谷港へ到着。
甲板で日差しを浴びて、潮風に吹かれて、なんだか気持ちがさっぱりした。
おまけ
金谷港のレストランの浜焼き。
フェリーから降りてフェリーターミナルのビルへ入ると行列ができていたので、評判なんだなと思ってそのまま並んだ。値段もお手頃で美味しかった。