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新型コロナウイルスの重症患者の治療費は二十万元から四十万元


 新型肺炎で重症になった場合、中国では二十万元(約300万円)から四十万元(600万円)の治療費がかかると言われている。

 四十万元もかかるのはECMO(体外式膜型人工肺)治療を受けたケースだ。

 ECMOとは、生命維持装置の一種で、ポンプを使って患者の静脈から血液を取り出し、人工肺で血液の二酸化炭素を除去して酸素を入れた後、体のなかへ戻す装置のことだ。ECMOを使っている間に肺を休ませて恢復を待つ。ECMOを使うのは、肺炎の症状がひどくてどうにもならなくなった場合なので、最後の手段といったところだろう。


 日本円にして300万円から600万円の治療など、一般の人民は自費ではとても払えない。

 中国では政府の医療保険が効く範囲(治療費、検査費、保険の効く薬代)は個人負担三割となる。

 新型コロナウイルスの患者の場合、地方政府が個人負担の治療費や入院費用には地方政府が補助を出すことになっている。ただ、その補助を出す割合は地方によって異なるようだ。地方政府が全額出すというところもあれば、そうでないところもある。


 ウィチャットに流れてきた動画では、政府の役人が政府の医療保険とは別に個人用の医療保険を買ってくれと訴えていた。これだけ新型コロナウイルスの患者が増えては補助しきれないといったところだろう。もっとも、ここまで感染が拡大したのはやはり政府の責任であるのだが。


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