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具沢山のそうめん


 大阪で生まれ育ったので、家で出てくるそうめんにはいつも具が沢山ついていた。具は錦糸卵、シイタケの二種類。つゆの容器に具をどっさり入れ、そうめんを食べているのか具を食べているのかわからないくらいに、具を目一杯からめてずずずっとすすって一度に食べる。具が少なくなったら、またどっさり入れる。具が切れたら、しかたないので麺だけで食べる。麺だけで食べるのはなんだか頼りない。具がたくさんあったほうがおいしい。

 つゆを入れる器は、モロゾフのガラス製プリン容器を使っていた。あのガラス容器の大きさはそうめんを食べるのにちょうどいいのだ。

 そうめんを食べたいなあと思うと、モロゾフのガラス容器に入った具沢山のそうめんがいつも心に浮かんでくる。



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