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個性について

 個性の基盤となるのは、「俺にも個性があるが、お前にも個性があることを認める」という共通認識だ。言い換えれば、「俺にも譲れないものがある。だが、お前にも譲れないものがあるのはわかるよ」ということだ。

 個性はあくまでも独立し、そして、あくまでも屹立する。

 個性と個性がぶつかれば、争いが生じる。

 お互いに生き方が違うのだから、しかたのないことだ。

 ただ、それを単なる争い事や揉め事に終わらせるのか、よりよく生きるためのナイスゲームに変えるのかでは大きく違ってくる。単なる争い事や揉め事はなにも生まないが、ナイスゲームは人生になにかをもたらしてくれるから。相手を認めないことにはナイスゲームは始まらない。相手を認めない個性は、単なるわがままにすぎない。

 さて、個性と個性は本来、どこまでもパラレルで交わらない平行線であるものだが、それを互いに認めさせるものはなんだろう? 交わらない平行線を交わらせるものはなんだろう?



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