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R or R   作者: 太郎丸
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第四話

機体を見ると胴体のあたりに穴があった。

「ここに入るのか?」

入ってみると中が光始めた

<———IROA———起動します>

「うわっ!」

いきなりの音声に驚いた。

椅子のような場所に座ると何やらレバーのようなものがあった。

ガッ!

「おおっ!うおおおっ!!なんだこりゃ!!!」

イスが展開したのと同時に人型ロボットがコンテナをぶち破って立ち上がった。

展開した椅子はなんとなく人の形をしていた。

「これに体を合わせるのか?」

展開した椅子に体を合わせると顔と手足に何かが覆い被さった。

「おおっ!!———-何だこれ!!!すげぇ!!!」

目に写ったのはまるでそのロボットになったかのような視界だった。自分の身体を見渡すとロボットの身体だった。

「なりきって操作しろってことだな...」

コンテナの中には盾と槍のようなものが中に残ってあった。

「これで防げるか...?」

槍と盾を取り出し、盾にあるスイッチのようなものを押すとシールドが展開した。

バゴーン!

「来た!」

シールドが破られた。

バコーン!

「うっ...!!」

俺は基地の前で砲撃をシールドを盾にして防いでいた。

「くそっ!こっちも遠距離用の武器が何かあればいいんだけど...」

右手に持った槍を見る。

「よしっ!」

「おらぁぁぁっ!!!」

全力で槍を投げた。

ガシャーン!!!

「よし!主砲に当たった!」

しかし戦艦は基地の方に進み始めた。

「おいまだやるつもりかよ!」

<————キット君!聞こえるかい!?>

「えっ!?テルラ博士!?」

< よかった!繋がった!キット君、あの戦艦、基地に特攻してくるから急いで逃げて!>

「テルラ博士はどうするんですか!?」

< 今から港に全力で行く!君も戦艦フェニクスに向かって戦闘機収容スペースに入ってくれ!>

「了解です!!」

ガガガガガガ...

基地の後方から地面が割れ、戦艦が姿を現し始めた。

急げっ!

基地に当たる前に戦艦に入り込むぞ!!




ズガーン!!!!!!




「はぁ..はぁ...」

後ろで戦艦が基地に突撃した音がする。

「間に合った......」

ガチャン!!

最初に引いたレバーを元に戻すとゆっくり元の椅子の形に戻り始めた。



コックピットを降りるとテルラ博士がいた。

「キット君!?無事だったんだね!」

「そちらこそ、ご無事で———————————————————






「ん...」

気が付くと俺はベットの上にいた。

「あら、起きたの?」

そこにいたのはアリア・ランバルだった。

「あなた、まだ治りきってないのに無理するから倒れたのよ。」

「...」

「ありがとうね、キット君。」

「俺は...」

俺はどうすればいいんだ...

こんなにも反乱軍に肩入れしてしまった。

「あんた何か言ったら?こっちが礼を言ってるのに!」

「あぁ。どういたしまして。」

「まぁ回復するまでしっかり休んでなさい。」

タッタッタ...

彼女は部屋から出て行った。

あの機体...あれが帝国の隠してた秘密兵器だったのか...

「キット君、大丈夫かい?」

テルラ博士が入ってきた。

「大丈夫です。少し疲れたくらいですよ。」

「副総帥、君に直接礼を言いたいって君の面倒見てくれてたんだよ。」

「そうなんですか...」

「どうして助けてくれたんだい?」

「それは...テルラ博士が俺を助けてくれたからですよ。それに俺もどうせ逃げる事ぐらいしか出来なかったですし。」

「そうかあ。」

「本当、これからどうすればいいんだか...」

「とりあえず落ち着くまではゆっくりするといいよ。」

「ありがとうございます。」

<ビーッ!ビーッ!ビーッ!>

<後方に敵戦艦2艦、乗組員は直ちに戦闘態勢につけ!>

「追ってきたのか!!何かあったらすぐ呼んでいいから、君はここでじっとしてるんだよ!」

タッタッタ...

テルラ博士は急いで俺の部屋から出て行った。

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