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母の名



「っ、黒河!」



「まぁ、まぁ、落ち着いてよ?今すぐにとって食おうなんて思ってないからさ?」



黒河の笑顔が怖い、、



今すぐにではなくても、時間を追って来るかも知れない。




「私は、佐久間の友達です。あなたもですよね?」



「んー、友達ではないかな?今、佐久間がなにしてるか知ってる?」



「いいえ。でも、危ないことをしているのは分かります。」



「なぁんだ。てっきり、佐久間の全てを知っているかと思ったのに…。きみ、それでも友達?」



なんなの。

急に態度が変わった…?



「なんで、私につ近づくの?目的は佐久間ね。」



「ククッ。佐久間なんかに用はないさ。用があるのは君のお母さんだよ。菊谷優子さん。」



波留はかたまった。


こいつの口からお母さんの名前が出るなんて。



「知りたい?僕がなぜ、優子さんを知ってるか。」



黒河はおもむろに立った。



波留はそれに迷わずついて行った…

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