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依頼達成までの下準備-5

「『フレンドギフト』………………………所持しているアイテムBOXからアイテムをフレンドに与えることが出来る。しかし、フレンドがアイテムBOXを持っていない場合には目の前にいきなり出てくるという事になるために注意が必要………………つまり、一方的に送りつけるアプリってわけか…………………。」


しかし、価値が0G………………………完全にゴミな物は送ることが出来ないらしい。いや、出来たら速攻でフレンド解約されそうだから送りはしないけどさ………………このアプリの良いところはマイルポイントというシステムが存在することだ。


このマイルポイントというシステムはフレンドに物資を送れば送るほど溜まっていき、一度手に入れた事のあるアイテムと、手に入れたことの無いアイテムが毎日ランダムで出てくるという物だ。簡単に言えば物資を送りつけまくれば、チートアイテムである『奇跡の雫』や『清水の水差し』、『無限の洗浄結晶』が量産できる……………という事だ。


「……………………とりあえずグループチャットの方で生徒会の方に必要な物資を聞いておくかな……………。このウサギの肉やらを処分したいからねぇ………………。」

「私達は筋の所を上手く取れませんからね…………最初から加工品なら良かったのですが………………。」

「いや、残念な事にコロッケや春巻き、天ぷらはあるんだよね。揚げる前の奴だけど。………………とゆーか転生前の世界のパッケージの様な風で出てくるし…………。これが『ミアッペバンクル』からドロップするのかよ………とは思ったけどな。」


そう思いながら私は『リザルトルーレットガチャ』で出た食材アイテムを見る。これを調理できる調理道具は一応あるが、揚げるための油が手に入っていない為に先程書いた3つの食料は食べることが出来ないのだ…………。


かと言って油が出てくるまでガチャ回す努力するのも面倒なのだ。最悪菜種の様な油を作り出せる植物を手に入れればスキルを使って安定した入手が出来るとは思うけど、それは今やるべき事では無いのである。


しかし、現状無いものを求めても仕方ないので私はグループチャットにて油などが存在するかとか、肉が必要かという事を聞いてみる事にした。…………………いや、まだアイテムBOXを持っていない可能性もあるので聞くだけなのだけど。


『……………………コロッケや春巻き、天ぷらが手に入ったけど、揚げられる設備があるか?』

『………………黒華鉄は持っていなかったか…………餃子なら揚げなくても蒸せばどうにかできるがその3つはなぁ……………。俺達の方は無理だな。お前と同じで油が無い。』

『私達の所は油と揚げるための容器はありますが…………』

『アイテムBOXが無いと安定して送ることが出来ないんだよ…………………なのでアイテムBOXを手に入れたら連絡頼むという事だ。』

『…………………では、アイテムBOXが手に入ったらまた報告しますね。………………ところで、どんな形で出て来たのですか?』


そういえば箱の中に入っている事以外確認してなかったな…………と私はアイテムBOXから件の食材アイテムを取り出してみるのだった。……………………ちなみに、賞味期限は2週間後と書かれており、この概念はこちらの世界にもあるのだなぁの思うのだった。

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