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魔素と魔法、魔力血路-5

数分後、顔は青いままではあるが、黒木もチャットに復活した。……………………まぁ、フラッシュバックした後はそういうのが付きものなので私と蔵鮫、ランタンとアリアマリンの4人は何も言わなかったのだった。


『……………………まぁ、アーティフィリアにいる奴等は一応町の方に出て、冒険者として金を稼ぐことになった。基本的に男子は狩りや護衛だが、病弱な奴は女子の大半と一緒に生産の方に行くらしい。俺はアルさん所で魔法が安定して撃てるようになるまでは雑用をする事になっているな。』

『アスタリアの方では一部は騎士団の方に入団してこの世界での職を手に入れましたが…………私と宮永さんは騎士団には入らずにギルドからの依頼という形で騎士団に入りました。騎士団は探索などの自由度が少ないですから……………』

『まぁ、そちらにもキャラがいるから心配することは無いだろうが…………油断するなよ。』

『下手したら狼に首を噛まれてから貪られるからね。実際にそんな死に方を見たことあるし…………まぁ、あれはアイツの自業自得なんだけど。』


私がそうコメントすると、少しだけシーンとなったが、油断したらすぐ死ぬという事は理解して貰えたらしい。まぁ、『アスタリア』の方は騎士団に入った以上、なんらかの武器くらいは貰えるだろうし、『アーティフィリア』の方も冒険者となるための装備くらいは支給されるだろう。


冒険者になった奴等も、丸腰で放り出されるという事は無いはず…………というか、何かしらの武器は支給された状態で受ける事になるか、金を稼ぐまでは採取などに集中か……………と思える。まぁ、素直に助けを呼ぶことが出来る性格なら何の問題も無いんだけどね………。


『まぁ、未熟な内は思い上がった行動はしたくないからな…………とは思うが、一応最低限の防具は買える稼ぎがあったから良かったが………………。』

『あのトイレットペーパーの特許の事か。まぁ、それだけあれば死なない武器くらいは作れそうだよなぁ…………。』

『ただ、問題としてはアーティフィリアでの食費なんだよな…………。アルさんの家に厄介になるわけにも行かないし、トイレットペーパーはたまたま売れたけど、これからガチャで良い物が引けるかが分からないからな……………。』


現物が無ければそこまで高く売れるという事は無いと織村は言う。簡単に言えば、製法だけで無く完成品もあった方が自分の利益が製法だけの時よりも大きくなるのだ。……………まぁ、それでも何千何億稼ぐのは織村の手腕なのだろうけど。


「……………………商談………………か………………。」


路銀は必要だが、私の場合は『鑑定』で価値は分かっている為に、いつ売るかという事とぼったくられていないかという事しか分からないため、少しだけ織村の手腕が羨ましく思えたのだった。

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