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悪者-4

あれから数時間がたった所で、私達は人型のモンスターに出会った。いや、人型のモンスターに気付いた………という事になるだろうか?そう思うようなモンスターと遭遇したのだった。……………まぁ、貰っていた出現モンスターのリストには載っていないモンスターだったけどね……………。



ヒューマノストレント  487 (?) 魔物

・種族Lv.87

・所持スキル 5個 『擬態・85』『光合成・278』『鞭術・5』『栽培・45』『光魔法・10』


このモンスターはスキルの『擬態』を使っている時には普通の大木であるだけなのだが、『擬態』をとくと言葉は喋らないものの完全な人型になるのだ。正直それに気付かずに森となっていた部分を素通りしていた為か、20匹ほどの『ヒューマノストレント』が人間の形になってから一斉に襲いかかってきた。


「……………………………とりあえずこのモンスターならチャットで流す画像は撮れるだろうから、サクッとやりますか。撃ち漏らしの処理は頼むよ、ランタン。それに黒木とアリアマリンも。」

「りょ、了解です!!」

「分かった。任せておけ。」

「不本意ですが………………了承しました。」


一応前方にのみに向かうんだよな?とアンサンブルを撃ったときとどこまで仕様が違うのかが想像できない私は、多少の不安を持ちながら、アンサンブルの1つ上の『殺戮魔法』のアーツを使用するのだった。


「…………気の毒だけど、死んでもらおうかな………………。『殺戮魔法』、オーケストラ。」


私がその言葉を言った瞬間、数十匹の『ヒューマノストレント』への大虐殺が開始された。……………………しかし、そのスピードはあまりにも早かった為、瞬きした直後の光景は平穏な日常からいきなり地獄絵図の世界へと投げ出されたみたいに変化していたのだった。


『スキル『殺戮魔法』のレベルが10に上がりました。』

『スキル『吸血』を修得しました。特典として、職業『吸血者』を入手しました。』

『スキル『真紅の陣』を修得しました』

『食材として『高果糖のリンゴ』をいくつか入手しました。』

『スキル『爆弾加工』を入手しました。特典として職業『爆弾魔』と『爆弾処理班』を入手しました。』

『アプリ『ヘルプ君』をインストールしました。フレンド五人に紹介すると特典として『プレミアム11連ガチャチケット』を10枚プレゼントします。』


…………………………というか、これで種族レベルが上がらないってどういう事なんだろう………………そう思いながら私は無残な姿になってしまった『ヒューマノストレント』達の写メを写してからチャットを開くのだった。

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