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二日目の夜-5

「…………………で、マスター。コイツ等はこの後にどうすれば良いんだよ?このまま摺り下ろしてから塩辛にでもして良いんだぜ?良い悲鳴をあげてくれなかったからよぉ…………。」

「仮面つけただけで性格変わりすぎだろ………とは思うが、ランタン。とりあえずその死体からギルドカードを回収してくれ。これと似たような奴だ。それからは好きにしていいが、一応埋葬はしておいてくれ。」

「じゃ、もう埋めるぜ……………良い悲鳴をあげてくれたら立派な感じで報知しただろうが………つまらない悲鳴だけしか出してくれなかったしな。地味な死に方がお似合いだぜ。」


ランタンは仮面をつけたまま、チンピラ達を地面に埋め始めた。………………まぁ、一応は正当防衛で、私ではなくランタンが殺した訳なので犯罪者という事にはならないだろうが、放置はしないほうが良いだろうしなぁ…………。


ちなみに、このチンピラ達のステータスを『鑑定』してみると、職業が『チンピラ』になっていたので思わず笑ってしまうのだった。この職業は隠しステータスの上昇が無く、先程のような略奪行為や暴行などを行う事で職業レベルが上がる…………まぁ、未遂のまま終わったので上がるスピードは不明なままなのだけどね………。


「にしても『仮面(狂)』はそんな効力があったのか……………知らなかったよ。まぁ、仮面が無かったから試しようが無かったんだけど。」

「そーだろうなぁ!!私は仮面を付けると気分が最高にハイって感じになるからなぁ!!別人格と考えて貰っても構わねぇぜヒャッハッハッハ!!まぁスキルなんか無くても仮面付けたら元々こんな性格だけどな!!」


どうやらグラガルの時点で彼女は既にこんな感じだったらしい。……………グラボーの方では二重人格的な事は無かったから、グラガルとグラボーでの違いの差は歴然としているなぁ………と思うのだった。


「…………………にしても、このチンピラ達は特に回収する物が無かったなぁ…………。武器は一応持っていたけどそこまで価値もなかったからなぁ………………。私の金銭感覚が狂ってるだけなのかもしれないけど。レベルも低いし」

「なんせ殺した私がなーんにもレベルアップしてねぇからな!!どんだけ弱かったんだろうなぁ!!ギャッハハハハハ!!あー本当に弱かったんだよなぁ!!あっはっは!!」


それからしばらく笑い続けたランタンは、笑い疲れたのか仮面を取り外してから私に抱きつき、そのまますぅすぅと眠ってしまったのだった。…………………その様子を見て私は『仮面(狂)』の検証はまた今度にしようと思い、ランタンと供にテントに入って眠るのだった。

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