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ドクターK少女 努力。親。思い。  作者: レザレナ
第三話 ソフトボール世界大会、初戦は韓国。
31/55

第三話 第八部 湯子覚醒

 バシーーーン!

 ストライクツー!

 信じられないようなストレートを投げている。それはいままで見たことのあるストレートとは全くもって違うものだった。湯子が覚醒でもしたのかと思うぐらいの変わりぐあいだった。

湯子「(なにこれ…思いっきり投げやすい!!)」

 シュゴオオオ ブンバシーーン!

 ストライクバッターアウト!!

 別人だ。もう間違いない。完全に覚醒している。巴美羽は腕を組んで口笛を吹いている。なんでこの人がこんなアドバイスができるのだろうか。天才は努力するものを打ち砕くことがあって良いのか…。おこるべきなのだろうか。これだけすごいと…普通なら悔しいという思いがなくなってくる。だけど私にとっては悔しい。あんな人には絶対に負けたくないという思いがこみ上げていく。

 シューーー ギィイン!

巴美羽「あ、きたのね。」

 巴美羽は余所見しながらボールを捕って適当にファーストに送球する。

 バシン! アウト!

巴美羽「あー面倒。」

 巴美羽はその後のボール回しも適当にとって適当に返している。なにより余所見をして正確に捕球し、正確に投げる。それが気に食わないというかなんというか…。私には真似できない芸当だった。


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