表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドクターK少女 努力。親。思い。  作者: レザレナ
第三話 ソフトボール世界大会、初戦は韓国。
30/55

第三話 第七部 アドバイスの力

 みちるはバットをトントンとベースを叩くようにしてピッチャーの方を向いた。本当に身長高い…。男性審判と同じぐらいの身長って…。

チョンジャ「(でかいわね。でもこういうタイプの投手は…!)」

 ピッチャーが投げる体制に入った。そして腕をまわす。

 シューーー バシン!

 ボールワン!

みちる「(球速はそこそこある。当てれば飛んでいけそう!)」

 みちるはもういちどトントンとベースを叩いて構える。でもみちるって器用じゃないから…振り回すタイプだからこのピッチャーには厳しいかもしれない。

 シュッ ググググッ

みちる「(チェンジアップ…。)」

 ギィイイィイン!!

 打球はファーストへのフライ、いや、ライトへのフライになっていった。高いフライだがグングンと伸びていく。そして巴美羽は適当に走りながらまわっていく。みちるはちょっぴり悔しそうな顔をしていた。

 バシン! アウト!

 案の定、ライトフライで終わってしまった。でも私から見ればよくあの場所まで飛ばした感じだった。

湯子「さて…いきますか。」

夕菜「気合いれていこう!」

 湯子はグローブを叩いてマウンドへと向かっていった。巴美羽はあくびをしながらベンチから出てくる。

巴美羽「あ、そうだそうだ。湯子ー。」

 突然巴美羽が湯子の近くにやってきた。そして耳元でなにか言っていた。

巴美羽「体の軸とねじりを使って投げてみな。湯子は体が柔軟だからそれを上手く利用するの。」

湯子「本当に? …信じるよ?」

 何か分からないけど巴美羽は伝えると帽子の上にグローブを乗せて守備位置へと移動していった。いったい何を考えているのだろう。そんなことを考えている間に一回の裏の攻撃が始まった。

湯子「(…ねじり…ね。)」

 湯子はしっかりとサインを確認した。そして投げる体制に入る。

由紀「(フォームが!?)」

 湯子が投げる瞬間に私はあることに気づいた。フォームが違う。いつもより躍動感があって、力強さがみえている。

 シューーー バシーーン!!

 ストライクワン!

「おおおお!!」

 スタンドからも驚きの声が聞こえている。いつもの時よりも速く感じる。まさか巴美羽はアドバイスをしたのか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ