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星の死ぬとき  作者: 尚文産商堂


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実施結果

「ブラックアウト領域はどうなった」

成功だと聞いた途端、真っ先にアマーダン公爵がロペス博士に尋ねる。

「こちらと向こうでは数千光年あります。今すぐ止めたとしても数千年後に判明することでしょう」

博士がそういったが、その直後に何かしらの異常値が出たと、装置のランプで知らせてきた。

「まさか、いや、そんな。そんなことはないはずだ……」

ランプの反応を見て、すこし何かのスイッチ類などを操作したとたん、博士はどんどんと顔面蒼白になっていく。

「どうかされたんですか」

俺はそんないつもとは違う博士の反応を見て、声をかける。

「河東さんなら聞いたことがありますでしょう、Wow!シグナルについて」

「ええ、1977年に観測された電波信号ですよね。あれはたしか狭い周波数に72秒間の信号があったというものでしたが」

とそこまで言って一つの可能性を見出す。

「もしかして、このランプがついたというのは」

天文学を志した者ならば一度は聞いたことがあるはずのもの、そしてその電波の可能性が示すことは一つ。

「それがどうかしたのか」

武装社長が英語で俺らに話しかけてきた。

何かわかったような俺らに、全く何のことかわかっていないから説明が欲しいということらしい。

「Wow!シグナルは太陽系外からきた信号ということで著名なものです。そしてそれが示す可能性の一つが、太陽系外の高度文明からの電波信号というものがあります」

「つまり?」

腕組みをしながら武装社長は変わらず英語で尋ねる。

「人類は今、初めて太陽系外にいる宇宙人との遭遇を果たした、ということです」

ようやく何が起きたかを理解できたようだ。

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