48/48
実施日
そして2週間後。
全ての準備は整えられ、再び俺と佐藤は量子情報研究所の地下深くにいた。
「……これはこれは」
そこにいたのは前と同じメンバーともう3人。
「テック・カバナー家当主、それにアマーダン公爵閣下、そして武装社長。まさかお三方が来られるとは思ってもいませんでした」
俺はある意味見知った顔ブレを見て声をかける。
テック・カバナー当主はすでに初老の人物だ。
一方のアマーダン公爵は初老と言うにはまだ失礼に当たるだろう顔つきをしている。
そして手野武装警備社長でありいつでも来ているアロハシャツに名物となっているちくわを片手にいるのが、年齢不詳の武装社長だ。
彼らがこうやってそろうというのは滅多にないことだ。
それだけ今回のこれがとてつもなく注目を受けているということなのだろう。




